睡眠

【枕の高さ調節】ぐっすり眠れる枕の高さ調整の方法

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いつもご覧いただきまして
ありがとうございます。

睡眠と中医学の専門家の
依田恭平です。


「ここ数年ぐっすりと寝た記憶が無いんです」
「寝ても疲れが取れません…」
「寝つきまでに2時間もかかってます」


私の元には、
こんな悩みを抱えた人が相談にやってきます。


私は現在までに述べ5万人以上の方の
睡眠相談に乗ってきたのですが、
原因は十人十色、千差万別
本当に人それぞれだなと感じています。


ただ、多くの人を見てきた中で

「枕が合わない気がする、、、」
こんな訴えは非常に多いです。


人間は人生3分の1は
睡眠に時間を当てています。

それだけに睡眠のお供である枕は、
合うものを使いたい所ですよね。


そこで今日は、
睡眠と枕の関係性について書いていきます。


頭に合う枕のチェック方法や
タオル枕の作り方も書いたので
ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

枕の役割とは

睡眠の問題=枕が合わないと
考える人も多いと思います。

そもそも、枕の役割とは

『睡眠中にスムーズに寝返りを打つのを助ける』
という重要な役割があります。


ではなぜ、人間は寝返りを打つ必要があるのかと言うと、、、

・体温を調節するため
・血流、リンパの滞りを防ぐため
・日中の歪みを補正するため


これら3つが、良質な睡眠を取る上で
とても大切になるからです。


その理由を以下に細かく書いていきます。

体温調節

人間は寝返りを打つことで、
体温の調節をしています。


睡眠と体温には密接な関係性があり、
ヒトは夜間は体温を下げることで、
自然な寝つきや断続的な睡眠を
キープすることができます。


例えば、暑さのせいで寝汗をかき、
夜中に目が覚めてしまった経験がある人も
多いのでは無いでしょうか?


人間は寝ている間に、
100ccともの汗をかくので、


脱水した体内の温度は上がってしまい、
それを寝返りを打つことで、
体温を下げています。

体温調節が上手く出来ないと、レム睡眠とノンレム睡眠(浅い睡眠を深い睡眠)の切り替えが上手くいかなくなるので、疲れが取れません。

血流・リンパの滞りを防ぐ

身体の一定部位に
蓄積していく血液やリンパ液を、
寝返りすることで循環させると、

筋肉の疲労を回復してくれます。

例えば、ずっと仰向けや横向きなど
同じ方向で寝ていると、
疲労が回復ができないどころか

同じ体の箇所に圧迫がかかるため、
腰痛や肩こり、歪みの原因になります。

(高齢者が床ずれが起こるのはこのためです)


なので、どの寝姿勢でも眠れるように
枕の高さを合わせてあげる必要があるのです。

歪みの補正

また意外と知られていませんが、
コロコロと寝返りを打つことは、
日中の歪みを補正する効果があります。

「良い姿勢を心がけてください」


こんな言葉をよく耳にしますが、
忙しく動き回る日中に絶えず良い姿勢を
キープし続けることって中々難しいですよね。


間違った不良姿勢を取り続けると、
猫背やストレートネック、
骨盤の歪みを引き起こし、

カラダの司令塔とも言うべき
自律神経を圧迫します。

その結果、不眠、頭痛(偏頭痛)、めまい、吐き気、更年期症状、肩こり・首こり、情緒不安定、やる気の減退、疲労感、倦怠感…etc

こんな様々な症状が出てきます。


だからこそ、
枕を自分の頭に合ったものにすることで

良質な睡眠が手に入るし、
身体自体を健康に保つことにつながるのです。


そう考えると、枕一つの問題が、
後々身体の大きな問題となって
現れるのでバカにできませんよね。

頭に合う枕の高さとは?

マットレスも枕も身体に合った物が
選べているかどうかが大切です。


ただ、マットレスに関しては
金額的に高価な物なので
簡単に変えられる物でもありませんよね。


なので、そんな人はまず始めに
枕の高さを整えてあげることをお勧めします。


枕の高さが頭に合っているかどうかは、
以下の3つのポイントで確かめていきます。

枕の正しい高さ3つのチェック項目

1.横向きチェック:おでこ・鼻・顎が身体と一直線かどうか?

例えば、こんな風に首が落ちていたら頭にあっていません。

2.仰向けチェック:唾をにスムーズに飲み込めるか?

スッと飲み込めるか?
ゴックンと唾が喉に引っかからないか?を見ます。

高さが合っていないと、
喉仏の動きが大きくなります。

3.寝返りチェック:スムーズに転がれるか?

仰向けの状態で両膝を90度に立て、
両腕をクロスさせる。

この状態で寝返りを打ってみて、
コロコロとスムーズに転がれればOK

枕の高さが合っていないと、
肩と膝がバラバラに動いたり、
寝返りに力が入ります。


これら3つのチェック項目が
大丈夫そうなら、正しい枕の高さと言えます。

頭にピッタリのオリジナルタオル枕の作り方

正しい枕の合わせ方を先ほど書きましたが、

実際は頭に合う枕って
市販で見つけようとしてもほぼ皆無なんです。


理想はオーダーメイド枕を作るのが良いのですが、相場は15000円〜27000円ほど。


費用がかけれれないと言う人もいると思います。


なので、手作り枕の作り方を
こちらの動画で解説しているので、
興味のある人はご覧ください。

前編 〜枕の作り方編〜(4分30秒)


後編 〜枕の作り方編〜(4分15秒)

まとめ

睡眠の悩みは本当にいろいろですが、
合わない枕を使用していると
どんな人でも睡眠の質が低下します。


良質な睡眠が取れないと、、、

・いつも疲れている
・倦怠感でいつも憂鬱、気が乗らない
・些細なことで他人にイライラ
・お肌のトラブル、化粧のノリが悪い
・日中の眠気のせいで仕事に集中できない
・集中力の欠如、物忘れが激しくなる
・風邪をひきやすい(免疫力の低下)

etc...

こんな風に、健康だけでなく
仕事や人間関係、さらには美容にまで
問題が出てくるのが睡眠の問題です。


一番の問題点は、

多くの人がこれらの症状が
睡眠によって引き起こされているとは

気づかずにいることです。


これを解決する手段が今日話した枕です。


枕を変えただけで、
睡眠状況が変わった人を沢山観てきたので、

ぜひあなたも今日の内容を
参考にしてみてくださいね。

睡眠と中医学の専門家
依田恭平

PS:オーダーメイド枕の作成も承っています。
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