睡眠と中医学の専門家の依田恭平(よだきょうへい)です!
この記事を書いているのが、令和3年1月なのですが、世間ではコロナウイルスの第3波が猛威を奮っています。新しいライフスタイルなどでストレスが溜まってはおられませんか?
新型コロナウィルスが世界中に広まり、日本では現在累計で35万8千人以上が新型コロナウイルスに感染、悲劇にも5千人を超える被害者を出してしまっています。
コロナ禍の今は、何かと神経を使ってしまいがち。通常では起こらなかった身体不調を感じ始める人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はコロナ禍における睡眠障害について書いていきたいと思います。
目次
そもそも睡眠障害とはどういうものか?

睡眠障害という言葉を聞いて不眠症のことを連想される方は多くいらっしゃると思いますが、正確には睡眠障害とは、
- 昼間など就寝時以外に眠くてたまらなくなる
- 睡眠中の無意識化で運動や行動をしてしまう
- 睡眠のリズムが上手く掴めない
- 寝てもスッキリ出来ない(眠りが浅い)
- 途中で何度も目が覚める
などの主なトラブルが発生している状態を指します。
更にコロナ禍においての主な原因としては、コロナウイルスを意識(もしくは無意識)してしまって、日々の生活でそれがストレスとなり、リラックスが出来ない、リラックスするまでに時間が掛かってしまい睡眠時間やリズムを崩してしまうケースが考えられます。
常にマスクを着用し、手のアルコール消毒をして、ソーシャルディスタンスを保ちながら生活する。行きたいところへも行けず、ステイホームを実践する。という毎日を続けていくと今までに感じたことのないストレスを誰もが覚えるのは至極当たり前のことです。
更に喉が痛い、少し頭痛がする、熱が出たなどの具体的なサインが身体に現れたら、、、
そこで感じる不安や恐怖はこの時代だからこそなのではないでしょうか。
侮れない、睡眠障害が招く弊害

では、睡眠障害が常習化する事で起こる弊害はどういうものがあるのか?
まず、十分な質の良い睡眠が行えないことによる慢性寝不足は注意力の欠如、判断力の低下を招きます。
仕事にも日常にも支障をきたす恐れがありますし、内科的な問題ではエネルギーダウンによるうつ病の発症、糖尿病、動脈硬化などのリスクの発生です。
怖い病の扉を開けることにならないように、ちょっと眠れないだけと安易に考えるのは禁物なのです。
睡眠障害にならない為の3つのポイント

通常の睡眠障害にならない様にするには、以下の3つが大切です。
- ストレスを貯めこまない
- 適度な運動をする
- リラックスする
これらのことを意識すると良いです。
ただ、コロナ禍呼ばれる今の現状では、なかなか気軽に外出することもできないですし、発散をすることも難しいです。
そこで私がオススメする簡単にできる睡眠障害対策法をご紹介します。
オススメの睡眠障害対策とは?
オススメの対策方法は、
- ストレスを発散すること
- 無理のない範囲で運動をすること
- リラックスできるアイテムを取り入れること
では、順を追ってご説明しましょう。
ストレスを発散する
簡単なストレスを発散する方法は「声を出す事」です。
とはいえこのご時世にカラオケは難しいので、例えば迷惑の掛からない空間で歌を歌ったり、沢山笑える映像をみたり、それも難しい場合は、毎日意識して深呼吸をしてみましょう。
ストレスは意外とそういう簡単な動作でもかなり軽減可能です。
無理のない範囲で運動をする
次に無理のない範囲で運動をしてみましょう。
これも、外に出れない場合が多い現状でのおすすめは、お家でラジオ体操、お家でヨガやストレッチがおすすめです。
ポイントは毎日少なくとも15分を心掛けることです。
リラックスアイテムを取り入れる
最後にリラックスできるアイテムです。
ペット(小動物や魚を含む)をお迎えするのがおすすめですが、これは難しい方も多いでしょうから、植物やお花を部屋に置くのはいかがでしょうか?
ヒーリングミュージックやクラッシック音楽を聞いてみたり、お部屋にアロマを焚いたり、好きな線香を焚いたり、お気に入りの入浴剤を入れてゆっくり湯船に浸かってみるのもおすすめです。
身体を芯から温めることで副交感神経が優位になり、安眠を促す意味でもオススメですよ!
まとめ
今回はコロナ禍における睡眠障害とその対策方法をご紹介しました。
どうか皆さんが出来ることから生活に取り入れて、健康で新型コロナに負けない生活を続けていかれる事を願っています。
睡眠と中医学の専門家
依田恭平