睡眠

早朝覚醒が20代で起こる理由を徹底解説!7割が悩んでいる!

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睡眠の専門家の依田恭平(よだきょうへい)です。

「もう少し寝ていたい、、だけど予定時刻よりも早く目が覚めてしまうんです」

最近睡眠の相談に乗っていて、こういった相談内容は非常に多いです。

特にまだ若い20代の人の早朝覚醒のお悩みは昨今増えてきていると感じてます。

では、なぜ早朝覚醒が20代で起こるのでしょう?

今日は早朝覚醒が20代で起こる原因について書いていきます。

目次

そもそも早朝覚醒とは?

早朝覚醒とは、自分の望む起床時刻よりも2時間以上早く目覚めてしまう状態のことを指します。

本来、早朝覚醒は高齢者など歳を重ねた年代の人に多く、若い年代と比べて夜遅くまで起きているのがつらくなるので、早寝早起きになります。

20代で早朝覚醒が起きる原因とは?

味の素が20~70歳代の男女計1,200人を対象に行ったインターネットで調査によると、20代〜30代の人のおよそ7割が「不眠症の疑いある」ということが分かった。

その中に早朝覚醒で悩む人も多く含まれており、回答によると主な原因は「生活リズム」「ストレス」という自覚があるということも分かった。

データからも読み取れるように、早朝覚醒が20代で起こる原因は大きく分けて以下の2つ

  • 体内時計の乱れ
  • うつ(精神疾患)

これらが主な原因としてあげられます。

体内時計の乱れ

仕事に家事に育児に忙しい、20代は睡眠時間が短いことで知られています。

20~30歳代の人の平日の睡眠時間は7時間未満が60%

そして、8時間以上眠っている人の割合は平日が15%なのに対し、休日は44%というデータから示されるように、平日の睡眠不足を休日に補っている傾向が示された。

仕事が終わり日を跨いで眠ることや、それに伴い休日には昼下がりまで寝ていることが原因で、体内時計の乱れが一番の原因とされています。

また、精神・神経科学振興財団理事で睡眠総合ケアクリニック代々木理事の大川匡子氏によると、

「20~30歳代は、平日に寝不足だった分を休日にたくさん寝て埋め合わせする人が目立つ。生活リズムを整えるために、平日の睡眠時間を少しでも確保する、または睡眠の質を向上できるよう工夫することが大切」という指摘もあった。

うつ(精神疾患)

また、働き盛りで多くの人と接するというライフスタイルから、ストレスをためやすく精神的な疲労度が蓄積した結果、うつや精神疾患になることで、早朝覚醒が起こってしますケースもあります。

早朝覚醒の解決策

解決策としては、不規則な生活を止め、ストレスを上手に発散することが重要です。

時間と心にゆとりを持つような生活習慣を送ることで、解決するケースがほとんどです。

こちらの記事は、厚生労働省が推奨している快眠12カ条という生活習慣を整える手引きです。

非常に参考になるので、ぜひ参照してください。

また、こちらのストレスで眠れない時の対象方法についても非常に参考になります。

まとめ

  • 20代〜30代の7割が不眠症の疑いがある
  • 20代の早朝覚醒は「体内時計のズレ」と「うつ(精神疾患)」が多くを占める
  • 不規則な生活を改め、ストレスを溜めないようなライフスタイルが改善の鍵になる。

周りで20代の型で早朝覚醒に悩んでいる人がいたら、ぜひシェアしてあげてください。

睡眠の専門家
依田恭平

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