睡眠の専門家の依田恭平(よだきょうへい)です!
最近、私のお客様の中でちらほら聞こえてくる悩みの1つに「コロナ太り」があります。
自粛生活になってから、運動不足や不規則な生活、ストレスが溜まってきた結果、体重が増加してしまった人も多いのではないでしょうか。
今日はそんなリクエストにお応えして、空腹睡眠ダイエットをご紹介します。
目次
今までのダイエットと空腹睡眠ダイエットの違いとは?

皆さんは今までに「ダイエット」ということに取り組まれた経験はおありでしょうか?
ダイエットは種類で言うと、
- 食事制限をする(炭水化物ダイエット・糖質制限・油制限など)
- 運動をする(有酸素運動・ジム通い・ウォーキング・ランニングなど)
- ダイエット補助食品などの摂取
- 脂肪吸引などの外科的治療
これらの内容が挙げられます。
従来までのダイエット方法は本人の努力とそれなりのコストが掛かっていました。
例えば、ダイエットしても長続きしない人は
「毎日継続する事が出来なかった」
「目に見える変化が見られなかった」
こんな失敗経験もあると思います。
「もっと簡単で目に見えて変化があったら良かったのに」と思った人は沢山いると思います。
そこで、最近注目を集めてきたのが、「空腹睡眠ダイエット」です。
空腹睡眠ダイエットは、眠ている間に脂肪を燃焼してくれて、健康的に痩せる事が出来るとっても楽ちんなダイエット方法です。
今までの時間とお金をを取られていたダイエット方法が、夕食をライトなものにする事と、空腹の状態で眠るというそれだけで成功する。これはやってみる価値ありですよね!
早速その下準備をご紹介しましょう。
空腹睡眠ダイエットの下準備とは?

まず、空腹睡眠ダイエットの下準備として、
- 一日の3食の食事に必ずタンパク質を取り入れること。(おすすめは朝に納豆、昼に酢の物+タンパク質、夜に豆腐料理です。)
- 炭水化物は朝と昼で夜は取らないこと。(腹持ちの良いお米や玄米、十六黒米などがおすすめです。パン、麺類は塩分・糖分を含むので、毎食は控えましょう。)
- 野菜、キノコ類を多めに食べる。
- 朝は満腹・昼は腹八分・夜はもっと食べたいなの6分目を意識。
- アルコールや糖分、塩分は控えめに。生姜や唐辛子など身体を暖めるものを多めに。
- お白湯を飲む習慣を身につける。
- 眠る5時間~3時間前には固形物を取るのをストップする。
- 睡眠は最低でも6時間以上取る。
- 小腹が空いたら糖分を抑えたものを食べる。
以上を心掛けて生活する+質の良い睡眠を心掛けるだけなんです。
質の良い睡眠方法については、過去にご紹介しましたので、こちらを参照してください。
空腹睡眠ダイエットの鍵は食事

空腹睡眠ダイエットの一番の鍵は毎日の食事です。
基本的には好きな物が食べられますが、洋食、甘いもの、塩分の多いもの、オイリーな物を食べたらそれ以降は控える、などちょっとしたことを意識しつつ、魚も肉も野菜もキノコ類もバランスよく食べるように工夫します。
糖分は身体を冷やすので注意して、意識して生姜や唐辛子を取る工夫をします。お味噌汁にちょっと七味唐辛子を入れるなどでもOKですよ。
日中に小腹が空くという事を防ぐために、朝はおなか一杯食べて大丈夫です。
また、おやつや間食はOKですが、糖質等に気を付けましょう。
ナッツ類や野菜、豆腐などがおすすめです。
またこちらの記事は、食事と睡眠の質について書いた記事なので、こちらも参考にしてみてください。
一番の注意点は夜ご飯

空腹睡眠ダイエットで一番注意するのは夜ごはんです。
「まだまだおなかすいてるけどな。ここで止めて寝れるかな?」と誰もが寝れるかな?を気にする腹6分で一度ストップしてください。
慣れないうちはどうしても空腹感を覚えますが、一度この習慣を体得するとびっくりするほど翌日の寝覚めや体調、回復力がUPしていることに気づくと思いますのでしばらく頑張りましょう。
最後に水分補給。
水分補給は水で行います。身体を暖めるお白湯を出来るだけ摂取して下さい。
毎日1リットル以上毎日取るようにします。
老廃物を流してくれるので無理のない範囲で心掛けましょう。
まとめ
ダイエットは見た目の美しさを高めることは勿論ですが、体内の器官の過重労働を軽減させて健美、つまり健康に美しくさせてくれる事でもとても大切です。
肥満は生活習慣病や成人病をはじめ、糖尿病や心臓病など様々なリスクを誘発します。
そろそろ痩せたいなと思ってみても、まだ外は寒い日が続きますし、身体が重いとどうしても運動するのも億劫になりがち。
ちょっと意識をして空腹睡眠ダイエットに挑戦してみて下さい。
そしてそれを毎日の生活に取り入れてみてください。
きっとその成功はあなたの健康と健美の役に立つこと間違いなしです。
是非チャレンジしてみてくださいね!
睡眠の専門家
依田恭平