睡眠の専門家の依田恭平です。
日中に強烈な眠気に襲われ、仕事中や学校の授業中など、場所や場面を問わず寝てしまう症状は過眠症やナルコレプシーという病気です。
ナルコレプシーの原因は、現代医学では遺伝性と言われており、まだはっきりとした原因は分かっていません。
治療法も下記のような対症療法が主となり、劇的な解決策がありません。
- 中枢神経刺激薬の投薬
- 生活習慣の見直し
- 昼寝の推奨
- カフェインの適度な摂取
ですが、ナルコレプシーや過眠症の原因は、心理面に特有の考え方を持っていることで発生すると分かってきています。
目次
心理的要因のナルコレプシーについて

PTSDなどの精神的トラウマを解決する方法にNLPと言う技法があります。
NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略で、心理学・言語学・心理療法のことです。
現在では、その効果の高さから、ビジネス・医療、教育、スポーツなど
様々な分野で活かされ世界中に広がっています。
このNLPの観点では、ナルコレプシーや過眠症で悩む方は、脳の深層心理で『楽しんではいけない』という価値観を持っている可能性があります。
それを証拠に、ナルコレプシーは、『何気ない冗談を言って笑ったあとに眠ってしまう』という特徴があり、『楽しむ』『笑う』という行為がトリガーとなり、発生することが多々あります。
他にもナルコレプシーや過眠症の人は下記のような悩みを抱えている場合が多いです。
- 人生は苦しいものだ
- 楽しんではいけない(楽しみ方が分からない)
- 何をしても楽しめない
- 楽しむ自分に罪悪感を感じる
- 生きているのが辛い
etc...
このような考え方のクセが根底にあると、活動する日中に脳は強制シャットダウンをかけると言われています。
なぜなら、人生が楽しくないからです。
また、常に「楽しいこと探し」をするというようなケースも見られます。その結果、職や興味の対象がコロコロ変わったり、物事をやり遂げても達成感を感じられなかったりします。
心理的ナルコレプシーの原因
- 親が楽しむことを我慢している人だった
- 親が病気で楽しめなかった
- 楽しんだら怒られた経験がある(調子に乗るな等)
- 親から「人生は苦労するもの」という教育を受けてきた
etc...
このように、小さい頃になんらかの形で「自分だけ楽しんではいけない」という価値観が脳に刷り込まれた可能性があります。
心理的ナルコレプシーの解決方法

心理的ナルコレプシーの解決方法は、脳に刷り込まれている、思考・感情の思いこみを変える必要があります。
その脳内の価値観を書き換えることができる、NLPの資格者のお願いすると良いです。
私もNLPの資格を有しているので、まずはご相談ください。
まとめ
- 現代医療ではナルコレプシーの原因は解明されていない
- 心理学の観点では、「楽しんではいけない」という価値観が脳に刷り込まれている
- 「楽しんではいけない」「人生は苦労するもの」「楽しみ方が分からない」「楽しむ自分に罪悪感を感じる」「生きているのが辛い」と言った悩みも持つ
- NLP(神経言語プログラミング)という技法で改善例があるので、心理的アプローチが有効
ナルコレプシーの本当の原因をいち早く突き止め、心理的アプローチで解決するのが望ましいです。
参考になれば幸いです。
睡眠と中医学の専門家
依田恭平