睡眠の専門家の依田恭平です。
「眠りたい、でも何だかイライラして眠れない、、」
仕事に家事に育児に忙しい現代人の中には
こんな風にストレスで眠れない人も多くいます。
睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間
休むときに休まないと
体調不良に陥ってしまったり
日中の仕事にも影響が出てしまうものです。
そこで今日は、ストレスで眠れない人の対処法について書いていきます。
目次
ストレスで眠れない原因とは

ストレスで眠れない原因は以下の3種類に大別できます。(ストレスの原因のことをストレッサーと呼びます)
- 物理的ストレッサー
- 科学的ストレッサー
- 心理・社会的ストレッサー
ストレスで眠れない時の原因は、上記のどこかに問題が起こっている時です。
まず大切なのは、自分はどこのストレスに該当しているのかを把握することです。
次にそれぞれ詳細に見ていきましょう。
ストレスの種類

物理的ストレッサー
温度や光、音など物理的な環境による刺激のことを指します。
エアコンの温度が暑すぎる・寒すぎる、照明がまぶしすぎる・暗すぎる、オフィスがうるさすぎる・静かすぎるなどです。
昨今では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器による、ブルーライトなどのも無視できない問題となっています。
音に関しては、工事現場の音、自動車や飛行機の音など、近隣住民との騒音トラブルが含まれます。
科学的ストレッサー
化学物質や有機溶剤、金属、アルコール、タバコ、薬物、食品添加物といったものを指します。
睡眠に関していうと、生活習慣の乱れ→ストレス→さらに生活習慣が乱れる
このようなサイクルを経て、どんどんストレスで眠れなくなってしまう傾向があります。
心理・社会的ストレッサー
私たちがイメージする「ストレス」と言っているものは、心理・社会的ストレッサーのことで、不安、焦り、いらだち、怒り、緊張など、感情の変化をともなうものです。
他のストレッサーと密接に関係していることもよくあります。
ストレスで眠れない現代人の多くはここに問題があります。
オススメの4つのストレス対処法

ここでは、ストレスで眠れないときの4つの対処法について書いていきます。
落ち着ける空間も見つける
訪れると元気が出る、ホッと一息つける。
あなたにとってこんなお気に入りの場所を見つけましょう。
公園や川岸などの自然溢れる環境意外にも、都会のカフェなど、あなたにとってお気に入りの場所であれば問題ありません。
家以外に心をリセットできる場所を持つと良いでしょう。
適度な運動
適度な運動はストレス数値を下げることで知られています。
運動というと大変だったり、難しいイメージがあるかもしれませんが、例えば、いつもはエスカレーターを使っているところを階段に変えたり、座っている時間を少なくしたりする程度でも効果はあります。
ストレス解消だけでなく、血流も良くなるため、むくみなども解消されます。
笑う
笑うという行為は免疫力を高めることで知られています。
ある医療機関の研究では、笑うことで免疫細胞であるナチュラルキラー細胞が活性化するということが分かっています。
日常的にコメディ映画を見たり、友人との会話のなかでも、声を出して笑うと◎
ヨガや瞑想
ヨガや瞑想など心を落ち着け、呼吸を整える時間を持つと良いでしょう。
ストレスで眠れない時は、負の感情が頭でグルグルしているケースが多いので、頭のゴミを出して上げることが大切です。
頭を整理すると、心もスッキリするので睡眠にも効果的。
また、その他にも生活習慣を整えることが大切です。
こちらの記事も合わせて参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしょうか?
ストレスで眠れない時の対処法に関しては、先ほど紹介したもの以外でも、リラックスするもの。副交感神経を優位にするものなら何でも効果があります。
自分に合うストレス解消法を見つけてみてください。
- 自分が何のストレスを抱えているかを把握する(物理的ストレッサー、科学的ストレッサー、心理・社会的ストレッサー)
- 現代人の抱えるストレスの多くは精神的なストレス(心理・社会的ストレッサー)
- ストレス解消法を上手に取り入れることが重要である
睡眠の専門家
依田恭平