依田恭平の自己紹介

不眠症で倒れた下積み時代

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こんにちは。
依田恭平(よだきょうへい)です!


今日は下積み時代のお話。


晴れて柔道整復師の国家試験にも受かり、
いよいよ社会に出ることに。


就職先を探している時にエージェントの人から、
スポーツジムや介護施設など様々な就職先を紹介されたのですが、


私はこの道に進むと決めた時から、
『どこに行っても通用する技術を身に付けたい!』と思っていたので、


『ハイレベルな技術を習得できる場所を紹介して欲しいです』と
多少無理な注文をさせてもらいました。


(生意気だと思われたかもしれません。)


その結果、治療技術が高く、
遠方からも患者がやってくることで有名な、
都内の接骨院に就職することができたのです。


その就職先は『ベスト治療院100選』という
雑誌にも選ばれている実力派の治療院で、


1日130人以上も患者さんが来院する
『モンスター接骨院』としても知られており
確かな技術と実績で、大変繁盛しているお店でした。


ここで働けたことは凄くラッキーで、
キャリアのスタートとしては申し分ありません。


しかし、それだけに仕事内容は超ハードなものでした。


8時半から20時までが通常業務なのですが、
あまりに患者が多いので、診療時間が延びるのが当たり前。


すべての人を見送るのがいつも22時頃でした。
ただ、ここで終わりではないのです。


そこで帰れたら良いのですが、私の仕事は技術職なので、
そのあとも練習やミーティングがあり
家に帰れるのは毎日夜中の1時が当たり前でした。


そこからご飯を食べて、シャワーを浴びて、、
自分の好きなことをする時間はもちろん無く。


あとは寝るのみ。


就職したばかりの下っ端だったので、
朝も早めに行って練習をしたり先輩の先生に教わったりしてたので、
朝は6時には起床していました。


なので、毎日の睡眠時間は3~4時間が平均。


今思い返すと、『よくやってたなー』と思います。
(もう一度やれと言われたらちょっと。。苦笑)


でも、当時は全く苦ではなかったんです。


1つ1つ出来ることが増えるというのは嬉しいもので、
自分自信、日々成長を感じていたので、
とても充実していましたし、


毎日必死で技術練習をしていた甲斐もあって、
半年後には新卒ながら、
1日25人ほどの患者様を診させてもらっていました。


その結果、「ありがとう、先生のおかげで楽になったよ」


患者様からこんなお声もいただけるようになって、
本当に嬉しかったです。


好きで進んだ道で、好きでやっている仕事


学生の頃は多少苦労はしましたが、
キャリアのスタートダッシュは順風満帆に進んでいる、、、


と思っていたのですが、
ここにも落とし穴がありました。


確かに気持ちの面では、苦もなく充実していました。


しかし、毎日3時間睡眠を続けていた体は、
自分でも気づかないうちに少しずつ壊れて行っていたのです。


カラダに異変が出たのは、
仕事を始めてからちょうど一年ほど経った時。


勤務中に気が遠くなるほど強烈な眠気に襲われるようになり、
患者様に応対をしている時に


『先生?大丈夫?』


こんな風に声をかけられて
ハッと我に帰るような出来事が
仕事の中で増えてきたのです。


一瞬寝ていたのか、記憶が飛んでいたのか分かりませんが、


『ココハドコ、ワタシハダレ』


夢か現実か分からないような感覚というのは、
正にこのことなのだと思いました。


他にも、休憩中に事務所で、
ご飯を食べながらウトウトと寝そうになったり、


夕方になると必ず現れる頭痛と吐き気
止まらない鼻血


こんな原因不明の症状が次々と現れ始めたのです。


でも、幼少期から『我慢と忍耐』が
テーマででここまで来た私は


『周りのスタッフも同じだけ働いているし、
自分だけ休むわけには行かない』


こう考えてしまったのです。


この選択が更に私を悪い方へ進めてしまいました。


それからしばらくしても、
私の症状は良くなるどころか、どんどん悪くなっていき、
一度寝たら、翌朝起きられないほどのダルさを感じるので


『休日が欲しいのに、休日が来ないで欲しい』という、
なんとも辛い心境に陥りました。


疲れすぎて、些細なことでイライラする毎日


仕事で同僚や患者様と会話もするのも億劫で、
余裕が全くなくなってしまい(本当に申し訳ないことですが、、)


その結果、気づけば大好きだった仕事が大嫌いに変わってました。


そして、更に症状が進行した私を待ち受けていたのは
『退職』の2文字でした。


最終的に、ベッドから
全く起き上がれなくなってしまったのです。


『もう、これ以上働く元気がない』
自分でもこう思いました。


あなたは信じられますか?


自分が大好きで、やっと人様の役に立てることに出会ったのに、
それを続けることができなくなるんです。


掴みかけた自信は脆くも崩れ去り
残ったのは【虚無感】という感情だけでした。


私にとって、これほど辛いことはなく、
【挫折】という言葉が、この時の私には一番しっくりきます。


『もういい、今までの頑張りは全て夢だったんだ』


身も心もボロボロになった私は、
そこから半年間の療養期間に突入するのです。


<次回へ続く>

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