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若々しさを保つ薬膳茶アンチエイジング

薬膳茶にはアンチエイジング効果を持つものもあります。

おいしく飲むだけで若々しさをキープできるなんて一石二鳥ですよね。

国際薬膳茶師 依田恭平が、アンチエイジングにおすすめの薬膳茶について解説します。また、おいしい淹れ方も紹介するので、ぜひ毎日の薬膳茶を習慣にしてください。

アンチエイジングにおすすめの薬膳茶

男性も女性も、年を取るのは避けられません。

しかし老化を遅らせることはできます。

薬膳茶にはアンチエイジング効果を持つ素材があるので、毎日飲んで若々しさをキープしましょう。

おすすめの素材は黒豆です。

黒豆は、主に肝臓や腎臓の働きにポジティブな効果をもたらすといわれています。

アンチエイジングはもちろん、健康促進にもぜひお役立てください。

黒豆の効果

アンチエイジングにおすすめの、黒豆を使った薬膳茶。

黒豆の効果は主に5つあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

肝臓・腎臓の働きをサポート

黒豆は肝臓や腎臓の働きをサポートしてくれる素材です。

これらの臓器が改善すると、

  • 白髪
  • 腰痛
  • むくみ
  • 耳鳴り
  • 妊娠時の腰痛
  • 不妊症
  • 月経過少
  • 月経不調

など、年齢による不調をはじめ、女性特有の悩みも解決へ導いてくれるでしょう。

体内の水分量の調節

黒豆には体内の水分バランスを保つ働きもあります。

同時に血行も良くするので、他の食材や中薬と共に

  • 粥状動脈硬化症
  • 糖尿病
  • むくみ

の改善などに使われることもあります。

外用薬として使う

粉末状にした黒豆を香油と混ぜると、湿疹などに使える外用薬になります。

  • 豆鼓(黒豆を蒸して発酵させたもの)
  • 黒大豆葉(黒豆の葉)
  • 黒豆衣(黒豆の皮)

なども中薬として重宝されています。素材によって効能が異なるので、気になる症状があれば調べてみましょう。

産後のけいれん緩和

産後にけいれんしたり、口の筋肉がこわばって動かなくなったりする症状(牙関緊急:がかんきんきゅう)などに対しても効果が期待できます。

黒豆を1種類だけ、黒くなるまで炒めた後に服用してください。

解毒作用

黒豆には薬物や熱毒に対する解毒作用もあります。

万が一、強毒で有名なトリカブトを摂取してしまったら、黒豆を解毒薬に使ってください。

アンチエイジングに効果的な黒豆茶の淹れ方

マルチな効果のある黒豆ですが、薬膳茶として使えばアンチエイジングが期待できます。

自宅で作る場合の、おすすめの淹れ方を紹介します。

ティーカップ2杯分の分量を目安に解説しますね。

【材料】

・黒豆:ティースプーン2杯程度(大さじ一杯 ⇒ 黒豆15〜6粒程度が目安)

・熱湯:250〜300cc

【手順】

1 黒豆をフライパンに入れて、弱火で軽く炒る(香りと味が良くなり、栄養素も出てくる)

2 黒豆の皮が破れてきたら火を止める

3 炒った黒豆をティーポットに入れて、熱湯を注ぐ(紫色の薬膳茶になるが、入れた豆の量が多いと赤みが強くなる)

4 5分程度蒸らして完成

薬膳茶として使った黒豆は、そのまま捨てても構いませんが、柔らかくなっているのでお料理に使うことをおすすめします。

黒豆の持つアンチエイジングの栄養素を、余すことなく摂取してくださいね。

おわりに

薬膳茶でアンチエイジングするなら黒豆がおすすめです。

薬膳茶としてはもちろん、お料理にも使える万能な食材。

黒豆の薬膳茶で、毎日おいしくアンチエイジングしましょう。

国際薬膳茶師 依田恭平は、一人ひとりに合った薬膳茶をご紹介しています。

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