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「美容茶」って本当に美容効果あるの?美容茶の定義、種類などを解説

コンビニやネットで販売されているお茶のなかに、美容効果の期待を売りにした「美容茶」という商品を見かけることもあります。

各メーカーから販売されている美容茶とうたわれた商品は、本当に飲むことによって美容効果が得られるのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、美容茶の定義、美容茶といわれているお茶の種類などについて、詳しく解説します。

美容茶の定義

美容茶は、特に一般的な定義というものが存在しませんが、美容茶という名目で販売されている商品は「美容効果が期待できる働きをする栄養素が配合されている」という共通項があります。

美容茶が掲げている美容効果とは以下のような効果です。

  • 美肌効果(メラニン色素の発生の抑制、老化防止、肌のうるおい補給)
  • 新陳代謝の促進(発汗、血行の促進)
  • 腸内環境の改善(便秘の防止)

ただ美容効果をうたっていても、その働きをする栄養素が配合されていなかったら、美容効果はあらわれません。

また、ひと口に美容効果といっても、美肌効果・ダイエット効果・便秘やむくみ改善など、期待できる効果はさまざまです。美容茶とうたわれている商品は、どのような効果があるのか確かめなくてはいけません。

美容茶に含まれている栄養素

美容茶にカテゴライズされているお茶には、主に以下のような栄養素が含まれています。

・ビタミンC:コラーゲンの生成メラニン抑制

・ビタミンA:肌のうるおい補給

・ビタミンE:抗酸化作用

・ビタミンB群:肌の生成

・ミネラル:体内機能の調整

・食物繊維:腸内環境の改善(便秘防止)

・カリウム:利尿作用、むくみ改善

・アルギニン:新陳代謝サポート

・DNJ(デキオシノジリマイシン):脂肪、糖の吸収の抑制

上記の栄養素は、美容に関しての効果が出る働きをします。ただしこれらの栄養素をただ摂取するだけで必ず効果があるとは断言できません。効果は個人差があるため、飲めば絶対に美容効果が出ると決めつけないようにしましょう。

また、いくら栄養を美容茶を経由して栄養をしっかり摂っていても、不摂生な生活を送っていては美容効果は出ません。栄養の働きの促進、効果維持を実現するために規則正しい生活を送ることが大事です。

美容茶の種類

一般的に美容茶とカテゴライズされているお茶は、主にどのような種類があるのでしょうか。次より美容茶の主な種類を紹介しましょう。

緑茶

日本茶としておなじみの緑茶は、カテキンが豊富に含まれているお茶です。カテキンは抗酸化作用の効果が期待できるため、肌の老化を防止します。

またアミノ酸の一種「L-テアニン」も含まれており、神経伝達物質の生成をサポートする働きをするのが特徴です。メンタルが原因の体調不良などを防止します。

期待できる薬膳の効果は、頭や目の解熱作用、熱中症防止です。

どくだみ茶

ハーブティーの一種でどくだみ科の多年草を原料に作られているのが、どくだみ茶です。ミネラルなど利尿作用・腸内の改善などの働きをする成分が豊富なので、老廃物の排出・代謝アップ、血行促進が期待できます。冷え性やむくみなどの薬膳効果を期待する人にもおすすめです。

ルイボスティー

ハーブティーの一種であるルイボスティーは、ビタミン・ミネラル・カルシウムなどが豊富で、抗酸化作用が期待できるのが特徴です。

動脈硬化、肌荒れや口内炎、花粉症などのアレルギー反応などの薬膳効果も期待できます。

ローズヒップティー

名前の通りバラの実を乾燥させたものを原料としているのが、ローズヒップティーです。ビタミンC・E・鉄分・食物繊維などが含まれており、美肌効果、肌の乾燥防止などの働きが期待できます。

ホルモンバランス調整、免疫力向上などの薬膳効果が期待できるのも特徴です。

ジャスミンティー

ジャスミンティーは、心地良いさわやかな香りによるリラックス効果があり、メンタルの不調を改善する効果が期待できます。含まれている栄養素も、ビタミン・ミネラルなど美肌効果が期待できる成分が多めです。

自律神経の不調、胃の不調を改善する薬膳効果も期待できます。

ゴボウ茶

文字通りゴボウを原料とした独特な風味が楽しめるのが、ゴボウ茶です。食物繊維の一種であるイヌリンに加えてカリウム、アルギニンが含まれており、腸内の改善、代謝アップが期待できます。

吹き出物の改善といった薬膳効果も期待できるのが特徴です。

黒豆茶

大豆の種類の一つである黒豆を煮出して作るのが、黒豆茶です。アントシアニン・イソフラボン・ビタミンE・サポニンなどの成分が豊富に含まれています。期待できる効果は、抗酸化作用による美肌効果、老化防止などです。

血行不良の改善、ホルモンバランスの正常化などの薬膳効果もあります。

プーアール茶

日本でもおなじみのプーアール茶も、美容茶にカテゴライズされています。カテキン・ポリフェノールなどの成分が含まれており、脂肪吸収の抑制、腸内の整備アンチエイジングなどの効果が期待できます。むくみ解消、胃の消化不良の改善などの薬膳効果もあるのが特徴です。

ハトムギ茶

古くから「いぼ取り」効果があるといわれているのが、ハトムギ茶です。タンパク質、20種類ものアミノ酸が含まれており、美肌効果、代謝アップなどが期待できます。薬膳効果は、吹き出物などを治す排膿効果、肌のトラブル改善などです。

美容茶の注意点

美容茶と言われているものを飲み続けていれば、美容効果がはっきりと出るわけではありません。普段の生活で大事なのは紫外線対策です。

日差しの強い時期に何も対策をしないで外出をして、肌に有害な紫外線を浴び続けていれば、肌はダメージを受け続けます。いくら美容茶で豊富な栄養を摂取しても、肌や健康に悪いことを続けていれば、栄養摂取をしても美容効果は出ないでしょう。

日頃の肌ケア・栄養バランスの取れた食事・十分な睡眠・適度な運度といった、規則正しい生活を送ることが、美容効果を出すための重要な要素です。

また、美容茶をうたう商品によっては、目立つ美容効果がないにも関わらず大々的に「驚くほどの美肌に!」「短期間で〇〇キロ痩せた!」と宣伝するものもあります。こういった誇大広告は消費庁でも注意を呼びかけているため、購入する前に商品の評判・口コミなどをチェックすることが大事です。

消費庁による注意喚起

美容効果を期待したいなら薬膳茶がおすすめ

美容効果のあるお茶を探している方は、弊社・薬膳の極みの「パーソナル薬膳ダイエットサポート茶」をおすすめします。

この薬膳茶の特徴は、薬膳茶を購入する前に無料で体質診断ができる点です。診断結果から3タイプの体質に判別し、その体質にふさわしい薬膳茶を提供します。3タイプの体質とは以下の通りです。

  1. 虚弱太り体質:常にエネルギー不足の状態
  2. ストレス太り体質:ストレス過多が原因で過食になった状態
  3. むくみ太り体質:水分や脂肪を溜め込みやすい状態

これらの状態を健やかな体質にするのが、パーソナル薬膳ダイエットサポート茶なのです。

ダイエットサポート茶は基本的にダイエットが主な目的ですが、体質が改善されることによって代謝アップ・抗酸化作用も向上するため、美肌効果も期待できます。

薬膳茶は「苦そう」というイメージを持つ人もいるかもしれません。ダイエットサポート茶で使用する薬膳茶は薬・漢方ではないため、紅茶のようにほんのり甘味のある飲みやすいのが特徴です。

他のダイエット方法のように断食・ファスティングのようなものではないため、無理なくストレスをためずにダイエット・美肌が実現します。

診断はLINEで気軽にできるため、まずは一度無料診断をお試ししてみてはいかがでしょうか。

    

まとめ

美容茶を購入する場合は、それに配合されている栄養素と期待できる効果を確認することが大事です。

また美容茶を飲むだけでなく、日頃から美容効果を促進させるため、悪化させないために、お肌ケア・規則正しい生活を送ることも必要です。

栄養素はどのような働きをするのかといったこともしっかりと把握して、自分が思い描く理想の美肌を実現させましょう。

薬膳茶に関する資格はどんな種類があるの?種類や取得方法を解説

専門的な知識・スキルを得るための手段といえば、特定機関が運営・管理をしている資格を取得することです。

さまざまな分野において存在する資格ですが、近年健康に関する関心の高さから注目を集めているのが、薬膳茶に関する資格です。

「薬膳茶のことをもっと深く知りたい」「薬膳茶に関わる仕事がしたい」

そんな考えを持っていて、薬膳茶に関する資格が気になっている方もいるでしょう。

他の業種だと、資格を取得しないと業務に関われない仕事もあります。果たして、薬膳茶に関する資格は存在するのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、薬膳茶の資格・監修の重要性、資格の種類などについて、詳しく解説します。

薬膳茶に資格は必須なのか

薬膳茶を独自に調合して開発・販売するためには、薬膳茶に関する特別な資格は必要ありません。食品を商品として販売するためには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 保健所への届出
  • 食品衛生責任者の資格取得
  • 商品への食品表示の提示

食品表示とは、商品の原材料や産地・賞味期限や製造者などの表示を指します。上記の条件さえ満たせば、薬膳茶の販売は可能です。

しかしはっきりとした根拠を提示せずに、「健康になれる!」「美肌になれる!」「ダイエット効果あり!」と大々的にうたって販売した場合、誇大広告に該当する恐れがあります。

誇大広告は、いくつかの法律の違反行為とみなされる可能性があります。その法律とは以下の3つです。

・薬機法
医薬品や医薬部外品などの有効性、安全性の確保などが目的の法律です。薬機法の規制対象外の商品で医薬品のような効果があるとうたっている場合、その商品は違反行為とみなされます。

・健康増進法
国民の健康増進・病気予防の推進が目的の法律です。誇大広告に関しては一律の基準はありませんが、広告の表現を個別に確認して違反行為かどうかを判断します。

・景品表示法
不当な景品表示を制限・禁止にし、消費者の利益を保護するのが目的の法律です。誇大広告を「顧客を誘引する手段」と定義して、それに該当するものを違反行為と判断します。

上記3つの法律において違反行為とみなされたものに科せられる罰則は、数ヶ月〜2年の懲役、100万〜200万円の罰金です。

薬膳茶の期待できる効果を明確に提示せずに「必ず効果が出る!」などといったコピーで販売をすると、販売者には違反行為扱いによる罰則のリスク、消費者によっては健康被害の恐れが生じます。

誇大広告については、厚生労働省、消費者庁も注意喚起を呼びかけているため、注意しなくてはいけません。

・厚生労働省『薬事法における広告規制

・消費者庁『健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について

薬膳茶を商品として扱う場合は、薬膳に関する確かな知識・スキルを持った資格取得者がしっかりと監修を行い、それを証明することが必須なのです。

薬膳茶に関する資格の種類

薬膳茶に関する資格は、20種類ほどです。そのなかの代表的な資格を紹介しましょう。

・国際薬膳茶師
薬膳茶の最高峰の資格といわれているのが、国際薬膳専業資格評審認定委員会によって認定されている国際資格である国際薬膳茶師です。この委員会は、日本・アメリカ・韓国・シンガポール・香港・台湾の6ヶ国の薬膳学団体に所属するエキスパートたちによって構成されています。

国際薬膳茶師の資格を取得すれば、薬膳茶に関する基礎知識・応用を身に付けることが可能です。薬膳茶を活かした健康的な生活・周囲の人へのアドバイスもできます。そしてその豊富な知識を活かして薬膳茶に関する商品開発・キャリアアップも実現可能です。

薬膳茶商品のオーダーメイドやオリジナルブレンドを開発する際、確かな説得力・裏付けのためにも必要といえます。

・薬膳マイスター
薬膳マイスター(和漢薬膳師)は、和漢薬膳食医学会が運営・管理をしている資格です。和漢薬膳食医学会が提唱する日本型薬膳・和漢膳に関する知識・スキルを習得できます。

薬膳マイスターで得た知識・スキルは、薬膳を使用した健康・長寿の効果が期待できる食事指導などの活用も可能です。日常生活だけでなく、医療や介護の現場などでも応用できるため、多くの仕事にも活かせます。

健康を重視した料理は体に良くてもおいしくないというイメージがありますが、薬膳マイスターの知識を活かせば、健康に加えておいしさも重視した食生活の提供も可能です。

・薬膳インストラクター(パーソナル薬膳コーチ)
さまざまな業種に専門家であり指導係であるインストラクターがいるように、薬膳に関する指導・アドバイスを専門的に行える資格が、薬膳インストラクターです。健康に関する意識が公私ともに高まっている風潮のため、需要のある資格といえます。

この資格を取得すれば、美容・健康に関する教室の開催、飲食や医療・福祉業界でも活用でき、キャリアアップも不可能ではありません。

私が開催している講座のパーソナル薬膳コーチも薬膳茶を習うことができます。

パーソナル薬膳コーチはこちら

資格取得の方法

薬膳に関する資格取得をするには、資格を運営・管理している特定機関が開催している講習を受講し修了の認定を受け、そのあとに試験を受けて合格しないといけません。

試験の開催日・講習機関・費用はそれぞれ異なるため、確認をする必要があります。難易度も資格の種類によって差があり、比較的簡単に取れるもの、合格率が低いものなど、その違いはさまざまです。

自分にとって本当に必要な資格を、予算やスケジュール(日々の生活の何割を学習にあてられるか)を考慮しなくてはいけません。

薬膳に関する資格は弊社の「パーソナル薬膳茶マイスター」がおすすめ

「薬膳の資格が欲しいけれど、どれを選んでいいのかわからない」という方もいるでしょう。そんな方には、弊社・薬膳の極みが開催しているパーソナル薬膳マイスター認定講座をおすすめします。

薬膳の極みパーソナル薬膳茶マイスター認定講座とは、確固たる歴史のある薬膳茶の理論を土台に、自身や周囲の健康の維持推進に役立てられる知識が得られる資格です。

「健康に気をつけたいけれど忙しくて気がまわらない」という人に、手間をかけずに健康増進が実現できます。また、資格取得によって得た専門的な知識・スキルを活かして、仕事の可能性を広げることも可能です。

「資格を取得するのは時間がかかりそう」「難しそう」と思って、取得を経験している方もいると思います。しかし当講座は1日だけで、さらにわかりやすいテキストマニュアルを使うため、初心者であっても学習が苦になりません。

資格取得後は更新をする必要がないため、更新の手続きにかかる手間・更新料金や年会費などは不要です。

パーソナル薬膳茶マイスターの資格を取得すれば、以下のようなことが可能になります。

  • 自身の健康・美容に役立つ
  • 家族や友人たちの健康サポート
  • 薬膳茶の教室、セミナーを開講
  • オリジナル商品の開発
  • EC・ネット通販で販売

私生活・仕事ともにさまざまな場面で知識・スキルを活用できるのが、パーソナル薬膳茶マイスターの強みです。

薬膳茶の知識を深めたい、健康・美容に気をつけたいと思っている方は、パーソナル薬膳茶マイスター講座の受講をご検討されてみてはいかがでしょうか。

パーソナル薬膳茶マイスター認定講座

まとめ

健康・長寿に関する関心が高まっている昨今、注目を集めているのが、太古からの歴史を持つ薬膳茶です。薬膳茶に関する資格は、私生活・仕事の両方に活かせる知識・スキルのため、多大なニーズ・可能性があるといえるでしょう。

弊社・薬膳の極みが行っている講座は、先述したパーソナル薬膳茶マイスター養成講座以外にも、以下のような講座を開催しています。

  • パーソナル薬膳コーチ養成講座
  • 薬膳酒マイスター養成講座
  • コーチングマスター講座

どの講座もわかりやすく丁寧な学習法が用意されているため、初心者の方でも安心して受講できます。

講座が気になる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

【セミナー・講演】JAIFA 宮崎県協会様主催の薬膳特別セミナーに登壇しました

国際薬膳茶師の依田恭平が公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会(JAIFA)宮崎支部様が2025年1月31日に主催した特別薬膳セミナーに登壇しました。

こちらの特別セミナーでは、「今日からできる!簡単薬膳で未病予防!」をテーマに初めての方にも分かりやすく薬膳の魅力をお伝えする内容になっております。

当日は約150名の方が参加されて、大変有意義なセミナーとなりました。

公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会(JAIFA)オフィシャルサイトはこちら

【セミナー・講演】「ブレインサミット」に登壇しました

国際薬膳茶師の依田恭平が薬膳・薬膳茶の専門家として、2024年11月3日の『ブレインサミット』に登壇しました。

こちらのサミットは、「健康な脳と体を作る」テーマに健康の維持増進や予防医学を啓蒙するチャリティーイベントです。

医師や専門家、インフルエンサーなど様々な健康分野の専門家が登壇いたしました。

特設サイトはこちら

【9月29日】パーソナル薬膳茶マイスター講座を開講しました。

国際薬膳茶師の依田恭平です。

先日は私が主催する一般社団法人日本薬膳研究会認定
パーソナル薬膳茶マイスター1day講座を開催しました!

都内で開催したのですが、静岡や九州からもご参加があり、改めて薬膳茶が注目されていることがわかりました。

今日は当協会の認定講師である池田恭子先生が、当日のレポートを書いてくれたので、ぜひお読みください。

薬膳茶マイスター講座体験レポート

一般社団法人日本薬膳研究会
認定講師の池田です。

今回は楽しみにしていた薬膳茶マイスター講座のサポートに入らせていただきました。

会場に入ると、目の前には数十種類の茶葉がずらりと並び、その光景に思わず心が躍ります。どの茶葉を選んでブレンドすれば良いのか、味や香りはどうなるのか、期待と興奮が一気に高まりました。参加者もみな同じように目を輝かせ、これから始まる薬膳茶の世界に胸を弾ませている様子が伝わってきます。

今回の講師は、依田先生から直接パーソナル薬膳コーチ講座を受けたエキスパートのつるま先生。

参加者には初めての方もいれば、すでに薬膳茶マイスターとして活躍している方もおり、幅広い層が集まり、会場は活気に満ちていました。

講義が始まる前に、まずは自分の直感で薬膳茶をブレンドしてみるという楽しい実習が行われました。みんながワクワクしながら茶葉を選び、それぞれが思い思いのブレンドを作り上げます。

人気が高かったのは、目の疲れに効果がある「アイブライト」。

多くの方がこの茶葉を手に取り、体調に合わせた選択をしている様子が見受けられました。

自分だけのブレンドを味わってみると、「意外と美味しい!」という声があちこちから上がり、自然と「この色もきれいだね」「あなたは何を入れたの?」といった会話が弾みます。

和やかな雰囲気の中で、薬膳茶の楽しさを味わう瞬間でした。

その後、講義は薬膳の基本からスタートしました。

つるま先生は、中医学の考え方に基づき、薬膳がどのように体質改善や季節の変化に対応できるのかをわかりやすく説明してくれます。薬膳茶はただの健康茶ではなく、体調や環境に合わせたカスタマイズが可能な点が魅力。学べば学ぶほど、その奥深さに引き込まれていきました。

続いて、つるま先生から茶葉の効能についてさらに詳しく学ぶセッションが始まりました。

茶葉一つひとつが持つ体への効果を丁寧に教えてもらいながら、「これは今の私に合いそう」と自分にぴったりの茶葉を見つけることに熱中していきます。

各パートではグループディスカッションも行われ、お互いの考えやアイデアをシェアしながら、薬膳茶の可能性を探っていく様子が印象的でした。

講座の最後には、自分の体調や家族の体調、季節に合ったオリジナルの薬膳茶を考案する課題が出されました。

学びたての知識と感覚を頼りにブレンドを考え、薬膳茶のネーミングも考え、つるま先生と依田先生に実際に味わってもらうという実践的な体験に、参加者はみな楽しみながらも真剣な表情。

先生方のアドバイスを受け、最後には自信たっぷりの薬膳茶の考案ができあがりました。

そして懇親会へ

講座が終わった後には、薬膳火鍋の懇親会が待っていました。

参加者で囲む火鍋には、講義で学んだ薬膳がふんだんに使われており、一つひとつの食材に込められた効能の説明を聞きながら、さらに薬膳の知識を深めます。薬膳に基づいたお酒や特製ドリンクもあり、まさに五感で薬膳を堪能する時間となりました。

依田先生とつるま先生を囲んでの談笑も、終始和やかで、薬膳の楽しさが日常に溶け込む感覚を実感できるひととき。参加者同士の交流も深まり、薬膳、薬膳茶の魅力を心から味わった特別な一日が、名残惜しくもあっという間に過ぎていきました。

終わりに

今回の薬膳茶マイスター講座を通じて、薬膳茶の奥深さや楽しさ、そして実際に自分でブレンドを考える喜びを体験することができました。

ただの健康法ではなく、季節や体調に寄り添い、心と体を整える薬膳茶の魅力は、日常の中でさらに広がりを見せそうです。講義と懇親会を通して学んだ知識と経験は、これからの生活に生かせる大切な宝物となりそうです。

薬膳茶の世界に触れ、心から充実した一日を過ごしました。

PS:次回の開催は2025年1月26日に都内で開催予定です。遠方の方にはオンラインの講座もございますので、合わせて下記サイトよりご確認ください。

https://yakuzen-detox.com/medicinaltea-meister/

5期パーソナル薬膳コーチ修了式レポ

国際薬膳茶師の依田恭平です。

先日は私が主催する一般社団法人日本薬膳研究会認定
パーソナル薬膳コーチ5期の修了式が開催されました!

修了式のレポートを卒業生の池田恭子さんが書いてくれたので、ぜひお読みください。

6ヶ月間のパーソナル薬膳コーチを終えて

5期卒業生の池田です。

6ヶ月間にわたるパーソナル薬膳コーチの学びを終え、修了式の日を迎えました。

この半年間で得た知識や経験、そして依田先生の温かい指導のおかげで、参加者全員が無事にこの日を迎えられたことに感謝しています。

修了式は銀座の素敵な薬膳料理のお店で行われました。

参加者は年齢や職業、背景が異なるにもかかわらず、薬膳という共通のテーマで共に学んだ仲間たちです。オンラインで知り合い、今回初めて顔を合わせることができた仲間もいたのは、特別で感慨深いひとときでした。お互いの努力を称え合い、感謝と笑顔に包まれた空間となりました。

乾杯では、これまでの学びを振り返りつつ、各自の体調に合わせた薬膳酒を選びました。薬膳酒はこれまで学んでいなかった分野で、全員が楽しんで選びました。

薬膳酒の選び方や効果についての会話が自然と広がり、新たな発見がありました。

薬膳料理も優しい味わいで、食材本来の風味が生かされていました。

食材や調理法にも工夫があり、「こんな使い方があるんだ」といった感想が飛び交いました。食材が自然に調和し、料理がシンプルながら奥深い味わいに仕上がっていることが話題になり、薬膳の理論が実生活で役立つことを実感しました。

和やかな雰囲気の中、「この料理は瘀血の体質に良い効果があるね」といったような、体質に合わせた材料についての会話が自然に広がり、実際の食事に学んだことを応用する楽しさを感じられました。薬膳が日常生活にどう役立つかを再確認し、これまでの学びが具体的に生かされていることも再認識できました。

最後に修了証書が依田先生から一人一人に丁寧に手渡され、半年間の努力が形となり報われた瞬間に、胸が熱くなりました。達成感に満ちた仲間たちの姿と満面の笑顔が印象的でした。

薬膳の世界は奥深く、新しい知識に戸惑うこともありましたが、そのたびに依田先生のアドバイスに助けられました。先生の励ましや説明のおかげで、最後までやり抜くことができました。

6ヶ月で学んだ知識を通じて、日常の健康管理がより充実しました。体質に合わせた食事や食材の効能を学び、薬膳茶をブレンドしたり、診断したり、レシピを考案したり、食事が単なる栄養補給でなく、心身のバランスを整える手段だと気づきました。この知識は自分だけでなく、家族や友人にも役立てられるという実感があります。

修了式後には、今後の学びや、ビジネスに繋げるための具体的なヒントもいただきました。薬膳を日常に取り入れる方法だけでなく、知識をどのように広めるかという点でも多くのアイデアを得て、さらに探求していきたいと思います。

半年という短い時間ではありましたが、得たものは非常に大きなものでした。薬膳の知識やスキルは今後の生活に役立つだけでなく、周囲の人々の健康を支える力になるでしょう。今後もこの学びを生かし、健康で豊かな生活を築いていきたいと思います。

最後に、この6ヶ月間の学びを支えてくださった依田先生、共に学んだ仲間たちに感謝し、この経験を糧に、さらなる新たな探求の道を歩んでいきます。

PS:現在パーソナル薬膳コーチは6期が進行しております。
次回7期の申込は2024年11月頃、開催は2025年の2月頃の予定です。

https://yakuzen-detox.com/personalcoach/

パーソナル薬膳茶マイスター養成講座開講のお知らせ

国際薬膳師の依田恭平が代表を務める一般社団法人日本薬膳研究会は、2024年9月29日にパーソナル薬膳茶マイスター養成講座の開講をスタートいたします。

現代社会において、健康とウェルネスに対する関心はかつてないほど高まっています。
薬膳茶は、古くから漢方医学の一部として用いられ、体調改善や予防医学としてその効果が期待されてきました。その証拠に多数のメディアでも薬膳茶が取り上げられています。

新設されたパーソナル薬膳茶マイスター養成講座資格では、薬膳茶の基礎知識から実践的なブレンド技術まで、体系的に学べる1DAYプログラムを提供します。

このコースを通じて、受講者は自分の体質や季節に合わせた薬膳茶を作り、日常生活に取り入れることができるスキルを身につけます。

運営団体:株式会社薬膳の極み
資格発行元:一般社団法人日本薬膳研究会

講座詳細はこちら

講座の開講レポートはこちら

薬膳茶の販売は監修が必要?

薬膳茶を自社で販売する場合、自社で取り扱う薬膳茶には専門家による監修が必要なのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、薬膳茶の監修の重要性、監修の具体的な手順などについて、詳しく解説します。

薬膳茶の開発・販売は監修がいらない?

結論からいうと、薬膳茶の開発・販売をする場合、専門家による慣習は必須ではありません。ただし自社で販売をする場合、以下の項目をクリアしないといけません。

  • 保健所への届出
  • 商品表記ラベルの制作
  • 税務署への申請

薬膳茶は食品商品に分類されるため、販売形式によっては、保健所の許可を得ることが必要です。保健所へ届け出をした際は、製造方法・販売ルート・賞味期限などを聞かれ、保健所の許可が出れば販売が可能になります。

また、商品には商品表記ラベルを表示して、原材料や賞味期限などを明記しないといけません。

売上が20万円を超えた場合、税務申告のための税務署への申請も必要です。

なぜ監修が必要なのか

薬膳茶は、先に説明したとおり販売するための必須項目さえクリアすれば、開発・販売することは可能です。

しかし薬膳茶を商品として販売する場合、正しい知識を持った専門家による監修は重要視されています。その理由は、以下のとおりです。

  • 期待する効果の信頼性の証明
  • 他者との差別化

薬膳茶の商品に監修がついていることによって、「専門家による厳しい監修を得て販売された」という、消費者からの信頼を獲得できます。

また、横行している悪徳業者の商品とは決定的に違うという証明にもなるのが、監修のメリットです。近年は、「飲んだだけで⚪︎kg痩せた!」「飲むだけで健康に!」というキャッチコピーを売りにしつつ、それらに対する根拠を提示していない商品が増加しています。

消費者庁からの注意の呼びかけがあるほど消費者からの苦情が増えているため、薬膳茶に対して、良くないイメージを持っている人も決してゼロではありません。

このような一部でついたイメージを払拭するためにも、薬膳茶には専門家による監修が必要なのです。

薬膳茶の監修、どんな方法がある?

薬膳茶の監修は主に次の2種類があります。

専門家に依頼する

監修の仕方の代表例は、その道の専門家へ監修を依頼する方法です。専門家であれば豊かな知識とスキル・経験によって、間違った面の指摘・長所を伸ばすアドバイスなど正しい監修を行なってくれます。専門家への依頼の手順は以下のとおりです。

1.監修者を探す

監修担当者の探し方は、フリーランスで活動している専門家を探す、専門機関や企業を介してそれらに所属している専門家に依頼するなどの方法があります。この場合の注意点は専門家のプロフィールなどに掲載されている実績などを確認することです。

また、専門家に対する口コミ・評判も事前にチェックして評判が良いか確認をしておきましょう。

2.打ち合わせ

監修者へ連絡をして返信があれば、次にやることは見積もりなどの打ち合わせです。打ち合わせは対面の時もあれば、メールやビデオミーティングなどもあります。どちらかが遠方の場合、ビデオミーティングであればお互いが対面でき、直接会話ができるので便利です。

この際、自身が希望する商品の方向性をしっかりと監修者に伝えることが大事です。この部分を曖昧にすると、監修者もどのように監修・アドバイスをしていいのか迷ってしまいます。

商品のコンセプトやターゲット層を事前にしっかりと構築し、それを監修者にわかりやすく間違いのないように伝える必要があります。

3.見積もり・契約

お互いの業務内容を合意した場合、次にやることが監修に対して発生する報酬の見積もりです。見積もり内容に合意すれば実際の手続きに移行します。

見積もりの際は内容をしっかりと確認して、不明な請求がないかチェックすること、あとになって追加の支払いがないか確かめることが大事です。わからない点があったらしっかりと質問をして疑問を解消させておきましょう。

見積もりが出て疑問がない場合は契約をしますが、見積もりはほとんどのところが無料で行ってくれるため、1人の監修者だけでなく、複数人の見積もりを受けることも、良い監修者に出会えるポイントです。

料金や各種サービスなどは監修者によって異なるため、複数を比較することによって自身の希望に最も応えてくれる監修者が見つけやすくなります。

資格取得をする

自身で薬膳茶に関する知識・スキルをしっかりと身につけて、それを活用してのセルフ監修を行うという手段もあります。しかしいくら薬膳に関する知識を学んだとしても、世間的な信用は獲得できないため、確かな知識とスキルを有している証明になる資格取得をする必要があります。

薬膳に関する資格取得をするためには、専門機関に申し込みをして資格取得試験に合格し、資格を取得しなくてはいけません。薬膳に関する主な資格は以下の種類があります。

・国際薬膳師
・国際中医薬膳管理師
・国際中医薬膳師(中国中医薬研究促進会)
・国際中医薬膳師(世界中医薬学会連合会)

薬膳に関する資格講座は通信講座などもあるため、自身に適した取得方法を選びましょう。

薬膳茶の依頼は国際薬膳茶師がおすすめ

薬膳茶の監修は、自社で専門的な資格取得をした人材を育て、外部に頼らずに自社で監修を行うことも可能ですが、その場合、期間がかかります。そのため監修をスムーズに行いたい場合は、外部の専門家に依頼することがおすすめです。

専門家の特徴は、知識・スキルだけでなく監修・商品開発に関わった経験・実績が挙げられます。豊富な経験を活かして、その商品に見合った適切な監修・アドバイス・間違いの修正などを受けることが可能です。

薬剤茶・薬剤に関する資格取得者・専門家は数多いため、どこに依頼位していいのか迷っている方もいるでしょう。そのような方におすすめなのが、国際薬膳師です。国際薬膳師とは薬膳および薬膳茶に関する専門家であることを証明する資格を指します。

国際薬膳茶師は、国際薬膳専業資格評審認定委員会(評審会)という機関によって認定された資格です。この機関は、日本・香港・台湾・シンガポール・韓国・アメリカの6ヶ国の地域の薬膳学団体の専門家のなかでもトップクラスの専門家によって構成されています。

国際薬膳茶師の資格取得を達成するには、このようなトップクラス陣営によって構成された機関が主催する、厳しい資格取得試験に合格しないといけません。

厳しい審査を通過して、薬膳・薬膳茶に関するあらゆる専門的な知識・スキル・論理を有した存在が、国際薬膳茶師なのです。安心して監修をお任せできるといえます。

まとめ

薬膳茶は数多くの種類があり、飲むだけで簡単に痩せられる・飲むだけで健康体に、といったうたい文句の商品も多数販売されています。

そのような広告に騙されて購入したものの、まったく効果がなかったという苦情は決して少なくないため、薬膳茶に関してネガティブなイメージを持っている人もいるでしょう。

薬膳茶における監修は、そのようなネガティブなイメージを払拭するために必要な作業です。薬膳茶が本当に心身ともに効果が期待でき、日々の生活を快適にできるものであることを証明するために、やらなくてはいけません。

薬膳茶に関する商品を販売する場合、確固とした実績と知識を持つ専門家に監修してもらう、あるいは自身で薬膳に関する知識を深めて監修を実施することが大事です。

 

商品の監修や開発でのご相談は、国際薬膳茶師の依田恭平が承れます。
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