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薬膳茶の販売は監修が必要?

薬膳茶を自社で販売する場合、自社で取り扱う薬膳茶には専門家による監修が必要なのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、薬膳茶の監修の重要性、監修の具体的な手順などについて、詳しく解説します。

薬膳茶の開発・販売は監修がいらない?

結論からいうと、薬膳茶の開発・販売をする場合、専門家による慣習は必須ではありません。ただし自社で販売をする場合、以下の項目をクリアしないといけません。

  • 保健所への届出
  • 商品表記ラベルの制作
  • 税務署への申請

薬膳茶は食品商品に分類されるため、販売形式によっては、保健所の許可を得ることが必要です。保健所へ届け出をした際は、製造方法・販売ルート・賞味期限などを聞かれ、保健所の許可が出れば販売が可能になります。

また、商品には商品表記ラベルを表示して、原材料や賞味期限などを明記しないといけません。

売上が20万円を超えた場合、税務申告のための税務署への申請も必要です。

なぜ監修が必要なのか

薬膳茶は、先に説明したとおり販売するための必須項目さえクリアすれば、開発・販売することは可能です。

しかし薬膳茶を商品として販売する場合、正しい知識を持った専門家による監修は重要視されています。その理由は、以下のとおりです。

  • 期待する効果の信頼性の証明
  • 他者との差別化

薬膳茶の商品に監修がついていることによって、「専門家による厳しい監修を得て販売された」という、消費者からの信頼を獲得できます。

また、横行している悪徳業者の商品とは決定的に違うという証明にもなるのが、監修のメリットです。近年は、「飲んだだけで⚪︎kg痩せた!」「飲むだけで健康に!」というキャッチコピーを売りにしつつ、それらに対する根拠を提示していない商品が増加しています。

消費者庁からの注意の呼びかけがあるほど消費者からの苦情が増えているため、薬膳茶に対して、良くないイメージを持っている人も決してゼロではありません。

このような一部でついたイメージを払拭するためにも、薬膳茶には専門家による監修が必要なのです。

薬膳茶の監修、どんな方法がある?

薬膳茶の監修は主に次の2種類があります。

専門家に依頼する

監修の仕方の代表例は、その道の専門家へ監修を依頼する方法です。専門家であれば豊かな知識とスキル・経験によって、間違った面の指摘・長所を伸ばすアドバイスなど正しい監修を行なってくれます。専門家への依頼の手順は以下のとおりです。

1.監修者を探す

監修担当者の探し方は、フリーランスで活動している専門家を探す、専門機関や企業を介してそれらに所属している専門家に依頼するなどの方法があります。この場合の注意点は専門家のプロフィールなどに掲載されている実績などを確認することです。

また、専門家に対する口コミ・評判も事前にチェックして評判が良いか確認をしておきましょう。

2.打ち合わせ

監修者へ連絡をして返信があれば、次にやることは見積もりなどの打ち合わせです。打ち合わせは対面の時もあれば、メールやビデオミーティングなどもあります。どちらかが遠方の場合、ビデオミーティングであればお互いが対面でき、直接会話ができるので便利です。

この際、自身が希望する商品の方向性をしっかりと監修者に伝えることが大事です。この部分を曖昧にすると、監修者もどのように監修・アドバイスをしていいのか迷ってしまいます。

商品のコンセプトやターゲット層を事前にしっかりと構築し、それを監修者にわかりやすく間違いのないように伝える必要があります。

3.見積もり・契約

お互いの業務内容を合意した場合、次にやることが監修に対して発生する報酬の見積もりです。見積もり内容に合意すれば実際の手続きに移行します。

見積もりの際は内容をしっかりと確認して、不明な請求がないかチェックすること、あとになって追加の支払いがないか確かめることが大事です。わからない点があったらしっかりと質問をして疑問を解消させておきましょう。

見積もりが出て疑問がない場合は契約をしますが、見積もりはほとんどのところが無料で行ってくれるため、1人の監修者だけでなく、複数人の見積もりを受けることも、良い監修者に出会えるポイントです。

料金や各種サービスなどは監修者によって異なるため、複数を比較することによって自身の希望に最も応えてくれる監修者が見つけやすくなります。

資格取得をする

自身で薬膳茶に関する知識・スキルをしっかりと身につけて、それを活用してのセルフ監修を行うという手段もあります。しかしいくら薬膳に関する知識を学んだとしても、世間的な信用は獲得できないため、確かな知識とスキルを有している証明になる資格取得をする必要があります。

薬膳に関する資格取得をするためには、専門機関に申し込みをして資格取得試験に合格し、資格を取得しなくてはいけません。薬膳に関する主な資格は以下の種類があります。

・国際薬膳師
・国際中医薬膳管理師
・国際中医薬膳師(中国中医薬研究促進会)
・国際中医薬膳師(世界中医薬学会連合会)

薬膳に関する資格講座は通信講座などもあるため、自身に適した取得方法を選びましょう。

薬膳茶の依頼は国際薬膳茶師がおすすめ

薬膳茶の監修は、自社で専門的な資格取得をした人材を育て、外部に頼らずに自社で監修を行うことも可能ですが、その場合、期間がかかります。そのため監修をスムーズに行いたい場合は、外部の専門家に依頼することがおすすめです。

専門家の特徴は、知識・スキルだけでなく監修・商品開発に関わった経験・実績が挙げられます。豊富な経験を活かして、その商品に見合った適切な監修・アドバイス・間違いの修正などを受けることが可能です。

薬剤茶・薬剤に関する資格取得者・専門家は数多いため、どこに依頼位していいのか迷っている方もいるでしょう。そのような方におすすめなのが、国際薬膳師です。国際薬膳師とは薬膳および薬膳茶に関する専門家であることを証明する資格を指します。

国際薬膳茶師は、国際薬膳専業資格評審認定委員会(評審会)という機関によって認定された資格です。この機関は、日本・香港・台湾・シンガポール・韓国・アメリカの6ヶ国の地域の薬膳学団体の専門家のなかでもトップクラスの専門家によって構成されています。

国際薬膳茶師の資格取得を達成するには、このようなトップクラス陣営によって構成された機関が主催する、厳しい資格取得試験に合格しないといけません。

厳しい審査を通過して、薬膳・薬膳茶に関するあらゆる専門的な知識・スキル・論理を有した存在が、国際薬膳茶師なのです。安心して監修をお任せできるといえます。

まとめ

薬膳茶は数多くの種類があり、飲むだけで簡単に痩せられる・飲むだけで健康体に、といったうたい文句の商品も多数販売されています。

そのような広告に騙されて購入したものの、まったく効果がなかったという苦情は決して少なくないため、薬膳茶に関してネガティブなイメージを持っている人もいるでしょう。

薬膳茶における監修は、そのようなネガティブなイメージを払拭するために必要な作業です。薬膳茶が本当に心身ともに効果が期待でき、日々の生活を快適にできるものであることを証明するために、やらなくてはいけません。

薬膳茶に関する商品を販売する場合、確固とした実績と知識を持つ専門家に監修してもらう、あるいは自身で薬膳に関する知識を深めて監修を実施することが大事です。

 

商品の監修や開発でのご相談は、国際薬膳茶師の依田恭平が承れます。
下記のお問い合わせフォームよりご相談ください。
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