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「美容茶」って本当に美容効果あるの?美容茶の定義、種類などを解説

コンビニやネットで販売されているお茶のなかに、美容効果の期待を売りにした「美容茶」という商品を見かけることもあります。

各メーカーから販売されている美容茶とうたわれた商品は、本当に飲むことによって美容効果が得られるのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、美容茶の定義、美容茶といわれているお茶の種類などについて、詳しく解説します。

美容茶の定義

美容茶は、特に一般的な定義というものが存在しませんが、美容茶という名目で販売されている商品は「美容効果が期待できる働きをする栄養素が配合されている」という共通項があります。

美容茶が掲げている美容効果とは以下のような効果です。

  • 美肌効果(メラニン色素の発生の抑制、老化防止、肌のうるおい補給)
  • 新陳代謝の促進(発汗、血行の促進)
  • 腸内環境の改善(便秘の防止)

ただ美容効果をうたっていても、その働きをする栄養素が配合されていなかったら、美容効果はあらわれません。

また、ひと口に美容効果といっても、美肌効果・ダイエット効果・便秘やむくみ改善など、期待できる効果はさまざまです。美容茶とうたわれている商品は、どのような効果があるのか確かめなくてはいけません。

美容茶に含まれている栄養素

美容茶にカテゴライズされているお茶には、主に以下のような栄養素が含まれています。

・ビタミンC:コラーゲンの生成メラニン抑制

・ビタミンA:肌のうるおい補給

・ビタミンE:抗酸化作用

・ビタミンB群:肌の生成

・ミネラル:体内機能の調整

・食物繊維:腸内環境の改善(便秘防止)

・カリウム:利尿作用、むくみ改善

・アルギニン:新陳代謝サポート

・DNJ(デキオシノジリマイシン):脂肪、糖の吸収の抑制

上記の栄養素は、美容に関しての効果が出る働きをします。ただしこれらの栄養素をただ摂取するだけで必ず効果があるとは断言できません。効果は個人差があるため、飲めば絶対に美容効果が出ると決めつけないようにしましょう。

また、いくら栄養を美容茶を経由して栄養をしっかり摂っていても、不摂生な生活を送っていては美容効果は出ません。栄養の働きの促進、効果維持を実現するために規則正しい生活を送ることが大事です。

美容茶の種類

一般的に美容茶とカテゴライズされているお茶は、主にどのような種類があるのでしょうか。次より美容茶の主な種類を紹介しましょう。

緑茶

日本茶としておなじみの緑茶は、カテキンが豊富に含まれているお茶です。カテキンは抗酸化作用の効果が期待できるため、肌の老化を防止します。

またアミノ酸の一種「L-テアニン」も含まれており、神経伝達物質の生成をサポートする働きをするのが特徴です。メンタルが原因の体調不良などを防止します。

期待できる薬膳の効果は、頭や目の解熱作用、熱中症防止です。

どくだみ茶

ハーブティーの一種でどくだみ科の多年草を原料に作られているのが、どくだみ茶です。ミネラルなど利尿作用・腸内の改善などの働きをする成分が豊富なので、老廃物の排出・代謝アップ、血行促進が期待できます。冷え性やむくみなどの薬膳効果を期待する人にもおすすめです。

ルイボスティー

ハーブティーの一種であるルイボスティーは、ビタミン・ミネラル・カルシウムなどが豊富で、抗酸化作用が期待できるのが特徴です。

動脈硬化、肌荒れや口内炎、花粉症などのアレルギー反応などの薬膳効果も期待できます。

ローズヒップティー

名前の通りバラの実を乾燥させたものを原料としているのが、ローズヒップティーです。ビタミンC・E・鉄分・食物繊維などが含まれており、美肌効果、肌の乾燥防止などの働きが期待できます。

ホルモンバランス調整、免疫力向上などの薬膳効果が期待できるのも特徴です。

ジャスミンティー

ジャスミンティーは、心地良いさわやかな香りによるリラックス効果があり、メンタルの不調を改善する効果が期待できます。含まれている栄養素も、ビタミン・ミネラルなど美肌効果が期待できる成分が多めです。

自律神経の不調、胃の不調を改善する薬膳効果も期待できます。

ゴボウ茶

文字通りゴボウを原料とした独特な風味が楽しめるのが、ゴボウ茶です。食物繊維の一種であるイヌリンに加えてカリウム、アルギニンが含まれており、腸内の改善、代謝アップが期待できます。

吹き出物の改善といった薬膳効果も期待できるのが特徴です。

黒豆茶

大豆の種類の一つである黒豆を煮出して作るのが、黒豆茶です。アントシアニン・イソフラボン・ビタミンE・サポニンなどの成分が豊富に含まれています。期待できる効果は、抗酸化作用による美肌効果、老化防止などです。

血行不良の改善、ホルモンバランスの正常化などの薬膳効果もあります。

プーアール茶

日本でもおなじみのプーアール茶も、美容茶にカテゴライズされています。カテキン・ポリフェノールなどの成分が含まれており、脂肪吸収の抑制、腸内の整備アンチエイジングなどの効果が期待できます。むくみ解消、胃の消化不良の改善などの薬膳効果もあるのが特徴です。

ハトムギ茶

古くから「いぼ取り」効果があるといわれているのが、ハトムギ茶です。タンパク質、20種類ものアミノ酸が含まれており、美肌効果、代謝アップなどが期待できます。薬膳効果は、吹き出物などを治す排膿効果、肌のトラブル改善などです。

美容茶の注意点

美容茶と言われているものを飲み続けていれば、美容効果がはっきりと出るわけではありません。普段の生活で大事なのは紫外線対策です。

日差しの強い時期に何も対策をしないで外出をして、肌に有害な紫外線を浴び続けていれば、肌はダメージを受け続けます。いくら美容茶で豊富な栄養を摂取しても、肌や健康に悪いことを続けていれば、栄養摂取をしても美容効果は出ないでしょう。

日頃の肌ケア・栄養バランスの取れた食事・十分な睡眠・適度な運度といった、規則正しい生活を送ることが、美容効果を出すための重要な要素です。

また、美容茶をうたう商品によっては、目立つ美容効果がないにも関わらず大々的に「驚くほどの美肌に!」「短期間で〇〇キロ痩せた!」と宣伝するものもあります。こういった誇大広告は消費庁でも注意を呼びかけているため、購入する前に商品の評判・口コミなどをチェックすることが大事です。

消費庁による注意喚起

美容効果を期待したいなら薬膳茶がおすすめ

美容効果のあるお茶を探している方は、弊社・薬膳の極みの「パーソナル薬膳ダイエットサポート茶」をおすすめします。

この薬膳茶の特徴は、薬膳茶を購入する前に無料で体質診断ができる点です。診断結果から3タイプの体質に判別し、その体質にふさわしい薬膳茶を提供します。3タイプの体質とは以下の通りです。

  1. 虚弱太り体質:常にエネルギー不足の状態
  2. ストレス太り体質:ストレス過多が原因で過食になった状態
  3. むくみ太り体質:水分や脂肪を溜め込みやすい状態

これらの状態を健やかな体質にするのが、パーソナル薬膳ダイエットサポート茶なのです。

ダイエットサポート茶は基本的にダイエットが主な目的ですが、体質が改善されることによって代謝アップ・抗酸化作用も向上するため、美肌効果も期待できます。

薬膳茶は「苦そう」というイメージを持つ人もいるかもしれません。ダイエットサポート茶で使用する薬膳茶は薬・漢方ではないため、紅茶のようにほんのり甘味のある飲みやすいのが特徴です。

他のダイエット方法のように断食・ファスティングのようなものではないため、無理なくストレスをためずにダイエット・美肌が実現します。

診断はLINEで気軽にできるため、まずは一度無料診断をお試ししてみてはいかがでしょうか。

    

まとめ

美容茶を購入する場合は、それに配合されている栄養素と期待できる効果を確認することが大事です。

また美容茶を飲むだけでなく、日頃から美容効果を促進させるため、悪化させないために、お肌ケア・規則正しい生活を送ることも必要です。

栄養素はどのような働きをするのかといったこともしっかりと把握して、自分が思い描く理想の美肌を実現させましょう。

美容を支える美容茶の効果とは?

国際薬膳茶師の依田恭平です。

「毎日念入りにスキンケアしているのに効果がよくわからない」「肌荒れが治らず困っている」など、美容に関するお悩みはありませんか?

いくら高価なクリームでケアしても、肌の”土台”が整っていないと肌の調子はいつまでも平行線かも。


薬膳茶には美容効果の期待できる種類もあるので、国際薬膳茶師 依田恭平が詳しく解説します。

毎日飲めば、体の内側から美肌にアプローチできるでしょう。

人気の美容茶13種類

「美容に良い」といわれている美容茶は、主に13種類あります。

種類ごとに期待できる美容効果を紹介するので、お悩みによって使い分けてみてください。

抹茶

抹茶の原料の葉には、ビタミンが豊富に含まれています。

抹茶はお茶の葉を細かく砕いてつくられるため、美容に欠かせないビタミンを効率的に摂取できるでしょう。


また、抹茶に含まれるカリウムにはむくみ防止便秘改善などの効果もあります。

デトックスしてすっきりスリムな体を目指しましょう。


ただ、抹茶にはカフェインが豊富に含まれているので、就寝前にはあまり飲まないほうが良いかもしれません。

どくだみ茶

ニキビができて悩んでいる」という方には、どくだみ茶がおすすめです。

飲むと血行が良くなるので、冷え性の改善デトックス効果が期待できます。


ただ、「味にクセがあるので飲みにくい」という方が少なくありません。

苦手な方は、他のお茶と混ぜて飲んでみてください。

白茶

白茶も、独特な風味がある美容茶のひとつ。

ビタミンCが豊富に含まれているので、肌のハリ・ツヤ・うるおいなど美肌力をトータルにアップさせてくれるでしょう。


中国では「若返りのお茶」と呼ばれるほど、効果効能が広く親しまれています。

マテ茶

マテ茶の異名は「飲むサラダ」。

ビタミン、カルシウム、亜鉛、鉄分など健康をサポートする成分を豊富に含んでいるので、美容茶としてだけではなく健康茶としても注目されています。


シミシワが気になる方は、エイジング対策としてぜひ。

ルイボスティー

ルイボスティーは「不老長寿のお茶」として親しまれています。

ルイボスティーに含まれるSODという成分には、糖化と酸化を防ぐ効果があります。

年齢が気になる方は、エイジングケアの美容茶としてご愛飲ください。

カモミールティー

カモミールティーに含まれるカマメロサイドという成分にも、糖化と酸化を防ぐ効果があるとされています。

さらにリラックス効果も期待できるので、一日の終わりに飲むとホッとひと息できそう。

ノンカフェインなので、飲むタイミングを選ばないのもうれしいですね。

柿の葉茶

柿の葉茶に含まれるビタミンCの量は、なんとレモンの10倍、緑茶と比較すると20倍!

フラボノイド、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富なので、美肌力をアップさせる美容茶として広く親しまれています。


味にクセがなく、冷やすとさらにおいしい。

美容茶としてはもちろんですが、暑い季節のクールダウン用飲料としてもぜひご利用ください。

タンポポ茶

春に咲き誇り、踏まれても丈夫なタンポポ。

そんなタンポポの根からつくられるのが、タンポポ茶です。

タンポポ茶にはミネラルやビタミンが豊富に含まれているため、代謝の向上が期待できます。

代謝が良くなると良いことがたくさん。

冷え性むくみの改善や、デトックス効果など、美容と健康にマルチにアプローチします。

黒豆茶

「肌荒れが治らない」「化粧ノリが良くない」など肌の調子が気になる方には、黒豆茶がおすすめです。

黒豆茶には、アントシアニン(抗酸化作用)・ビタミンE(老化予防)・サポニン(めぐりを良くする)・イソフラボン(女性ホルモンのバランスを整える)など、美容に良い成分がたっぷり。

黒豆を煮るだけでつくれるのもメリットです。煮汁は美容茶として、黒豆は味付けして夕食に出すなど、無駄なく使えそうです。

甜茶

甜茶は、ほのかに甘みのある美容茶です。

味や風味が紅茶に似ているので、「初めて飲んだ美容茶は甜茶」という方も多くいます。


酸化や糖化を抑える働きがあり、美肌効果が期待できるでしょう。

紅茶

紅茶も美容茶の一種です。

紅茶にはビタミンB群やフラボノイドが含まれているため、肌をすこやかに保ってくれます。


また紅茶に含まれるテアニンにはリラックス効果もあるので、ストレスが原因の肌荒れも改善してくれるでしょう。


アイスやホット、レモンを入れたりミルクを入れたりなど、バリエーション豊かに楽しめるのもうれしいですね。

緑茶

緑茶に豊富に含まれるカテキンには、肌の酸化を防ぐ効果があります。

またビタミンCの働きにより、エイジングサイン(たるみやシワなど)を予防し、ハリのある肌を保ちます。

ハーブティー

ハーブティーには、カモミールやローズヒップなどさまざまな種類があります。

ストレス性の肌荒れに悩んでいる方は、ハーブの香りによるリラックス効果で改善が期待できるでしょう。


また抗酸化作用も強いので、美肌キープにも役立ちます。

朝・昼・夜におすすめの美容茶

美容茶は、用法用量が決められてる薬とは異なります。

そのため、1日に何回飲んでも大丈夫。(※カフェインの過剰摂取にはご注意ください)

美容茶を習慣化して、エステ級の美肌を維持しましょう。

朝におすすめの美容茶

朝起きたら、朝食前に一杯の緑茶を飲みましょう。

脂肪燃焼効果や、代謝促進効果が期待できます。


またビタミンCも豊富なので、肌がキュッと引き締まり気持ちよく外出できそうです。

昼におすすめの美容茶

昼食後にはハーブティーがおすすめ。

午後の仕事に向けて、ハーブティーでリラックスしてください。

ストレスは肌荒れにつながるので、リラックスすればそれだけ肌の調子が整うでしょう。


食後の消化もサポートするので、午後もハツラツと過ごせそうですね。

夜におすすめの美容茶

夜は、カフェインの入っていない美容茶がおすすめです。

カモミールティーはノンカフェインの美容茶です。

抗酸化・抗糖化作用により就寝中も美肌にアプローチ。

リラックス効果もあるので、ゆったりした気持ちで上質な睡眠を取れるでしょう。

美容茶の効果を高める飲み方

美容茶は薬ではないので、1~2日で劇的に肌がきれいになるわけではありません。

大切なのは継続すること。

たとえば、1日1度だけ大量に飲むよりも、朝・昼・晩とコツコツ飲み続けるほうが美肌にアプローチできます。

1杯ずつで良いので、美容茶を習慣化しましょう。

毎日の生活の中で上手に摂り入れれば、高級エステや高級サプリと同じくらいの効果が期待できるでしょう。


ただ、

  • 寝る前に飲まないほうが良いもの
  • 妊娠中に飲まないほうが良いもの
  • 食後に飲んだほうが良いもの
  • 朝一番に飲んだほうが良いもの
  • 量や頻度を調節したほうが良いもの

など、茶葉の種類によって注意点があります。

購入するときは、茶葉の効能をしっかり調べて、ベストなタイミング・量でお飲みください。

また、こちらの記事でアンチエイジングと薬膳茶についても書いているので、参考にされてください。

おわりに

人気の高い美容茶は、主に13種類あります。

それぞれ期待できる効果が異なるので、お悩みに合った茶葉をお選びください。


美容茶を毎日飲み続ければ、体の内側から美肌を目指せるでしょう。

体に良い成分もたくさん含まれているので、美容と健康を両立させて、ハツラツとした毎日をお過ごしください。


「美容茶選びに悩む」という方は、国際薬膳茶師 依田恭平が、あなたの体質に合う美容茶をご提案いたします。

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