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コラム

薬膳茶コラム
2024年6月21日(金)

瞑想と薬膳茶:心を整える時間

依田 恭平
記事の監修・執筆者

国際薬膳茶師 依田 恭平(よだきょうへい)

一般社団法人日本薬膳研究会 代表理事
株式会社薬膳の極み 代表取締役

埼玉県所沢市出身。都内の専門学校で柔道整復師の国家資格を取得後、中医葯学大学5年実技学習相当を修了。後に国際薬膳専業資格評審会認定 国際薬膳茶師も取得。推拿(すいな)という伝統中医学の施術と国際薬膳茶師の資格を活かして、3歳児〜101歳の高齢者まで臨床で関わり、不眠症から脳梗塞、糖尿病や精神疾患など様々な症状の臨床経験も積む。

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忙しい日々、ストレスが溜まっていませんか?

毎日を穏やかな気持ちで過ごすため、瞑想の時間を取り入れてはいかがでしょうか。

ただ瞑想するだけではなく、薬膳茶も飲むとさらにリラックス効果が期待できます

国際薬膳茶師 依田恭平が、瞑想におすすめの薬膳茶や、瞑想による心身への影響を紹介するので、ぜひ今日から試してみてください。

瞑想におすすめの薬膳茶

薬膳茶の素材はさまざまなので、素材によっては瞑想の効果を最大限に高めることもできます。

瞑想におすすめの素材は以下の通りです。

  • ジャスミン茶(小さじ1杯):やさしい香りでリラックス。また、気の巡りや消化機能も改善
  • びわの葉茶(小さじ2~3杯):肺をうるおす。乾燥による咳の緩和が期待できる
  • クコの実(小さじ1杯):肺と目をうるおす。アンチエンジングにも効果を発揮

これらの素材で、瞑想向けの薬膳茶をつくっていきましょう。

■手順

1 ティーポットに上記3つの素材を入れる

2 茶葉が開いてきたらティーカップに注ぎ、完成

出来上がった薬膳茶は、香りがよく、口に含んだ瞬間に心がほどけていくのを感じられるでしょう。

瞑想の効果

瞑想は、自分と対話する貴重な時間です。

毎日「やること」に追われる日々だと、脳が疲れてしまいます。

そこで、なにも考えない「無」の時間をあえて設けることで、脳をリセット。

薬膳茶のパワーもプラスすることで、穏やかな心でポジティブに過ごせるでしょう。

瞑想による効果は、主に以下の5つです。

ストレス緩和

私たちの生活にはストレスがつきものです。

瞑想して自分を「無」の状態にすると、抱えていた不安も少しずつ遠ざかっていくでしょう。

一日の始まりや一日の終わりに、ぜひ瞑想の時間をつくりたいですね。

以下の記事では、ストレス解消に役立つ薬膳茶も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

免疫力アップ

「病は気から」といいますが、実際にその通りで、ストレスにより体調を崩すことは珍しくありません。

先にお話ししたように瞑想にはストレス緩和の効果があるので、それに伴って免疫力アップも期待できるでしょう。

ある研究では、瞑想により白血球の増加が確認されたそうです。白血球は病原体と戦う役割があるので、やはり瞑想は健康につながると考えて良いでしょう。

痛みの緩和

慢性的な痛みに悩まされていませんか?

痛みは脳の島皮質という部位が関係しますが、瞑想すると島皮質の働きが抑制されることが研究で証明されています。

持病がある方や手術後の方などは、瞑想前の日々との違いに驚くかもしれません。

記憶力アップ

瞑想は、脳の海馬の働きを活性化します。

海馬は記憶や学習能力をつかさどる部位なので、学業や仕事で良いパフォーマンスが発揮できるでしょう。

感情のコントロール能力アップ

瞑想を習慣にすると、感情のコントロールが上手になってきます。

ストレスを受けるような場面でも怒ったり悲観したりしにくくなるので、ストレス→心身の不調 という負のスパイラルを根源的に絶てるでしょう。

常に穏やかな心でいられると、毎日がもっと生きやすくなりそうですね。

以下の記事ではメンタルヘルスを整える薬膳茶も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

おわりに

瞑想には良い効果がたくさんあります。

その効果を最大にするために、ぜひ薬膳茶を活用してください。

国際薬膳茶師 依田恭平は、一人ひとりに合った薬膳茶をご紹介しています。

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