茶瞑想研究家/国際薬膳茶師 依田恭平 オフィシャルサイト

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コラム

茶瞑想コラム
2026年5月22日(金)

茶瞑想と瞑想・マインドフルネスの違いをわかりやすく解説

依田 恭平
記事の監修・執筆者

依田 恭平(よだきょうへい)
国際薬膳茶師/茶瞑想研究家

思考を整える「茶瞑想」と身体を整える「薬膳」から、心身のバランスを整える専門家。

埼玉県所沢市出身。柔道整復師として都内の治療院で臨床経験を重ねた後、国際薬膳専業資格評審会認定「国際薬膳茶師」の資格を取得。薬膳茶の知見をもとに、3歳から101歳まで幅広い世代の健康相談に携わる。その数述べ52000名を超える。その中で、多くの人が整えようとするほど考えすぎてしまうことに気づく。思考から離れ、五感を通して感覚に戻る方法として「茶瞑想」を体系化。

プロフィールはこちら

茶瞑想と瞑想・マインドフルネスの違いとは?

茶瞑想研究家
国際薬膳茶師の依田恭平です。

ストレス社会と言われる現代では、“脳と心を整える方法”への関心は年々高まっています。

その中でも、代表的な方法が瞑想やマインドフルネスではないでしょうか。

実際に私も瞑想やマインドフルネスは日常に取り入れており、行った時はとてもスッキリします。

「食事・運動・睡眠だけでは整わない頭の疲れにも良いな」という感想です。

一方で私の受講生からは

「やってみたけど続かなかった」
「無になるのが難しかった」
「やれば整うのは分かるけど、忙しい時ほどできない」

こんな声も少なくありません。

そんな中で、近年少しずつ注目されているのが“茶瞑想”です。

茶瞑想とはお茶を淹れ、味わう一連の所作を通して、五感を使いながら心と身体を整える瞑想法です。

では一般的な瞑想やマインドフルネスと、何が違うのでしょうか。

今回は、その違いをわかりやすく解説していきます。

そもそも「瞑想」とは?

瞑想とは静かな環境で座り、呼吸や意識に集中することで、思考や感情を整えていく方法です。

古くは仏教やヨガなど、宗教・修行の中で発展してきました。

現代ではストレス軽減や集中力向上などの目的でも広く活用されています。

特徴としては、

・静かに座る
・呼吸に集中する
・雑念を観察する
・思考と距離を取る

といったものがあります。

実際に、経営者やアスリートの中には、「心を整えること」がパフォーマンスに直結すると考える人も多くいます。

例えば、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の創業者であるRay Dalio(レイダリオ)は長年瞑想を実践しており、「瞑想がなければ、今の成功はなかった」とも語っています。

ただ、瞑想は“内側に意識を向ける力”が必要なため、慣れていない人ほど、

「考えごとが止まらない」
「これで合っているのかわからない」

となりやすい側面もあります。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、「今この瞬間に意識を向けること」です。

過去への後悔や、未来への不安ではなく、“今起きている感覚”に気づくことを大切にします。

例えば、やり方として…

・呼吸
・歩く感覚
・食べる感覚
・音
・身体感覚

などに注意を向けていきます。

やり方や方法も多くあり、“日常生活の中で実践しやすい”という特徴があります。

近年では、企業研修にも広く導入されています。

たとえば、NikeやSalesforceなどでは、社員向けに瞑想ルームやマインドフルネスプログラムを設けています。

どうして世界的な企業さえもマインドフルネスを導入しているのかというと、その背景にあるのは、現代人の“脳疲労”です。

情報過多の時代では、常に頭が働き続け、脳が休まらない状態になりやすい。

だからこそ、「意識的に静かな時間をつくること」が重要視されているのです。

ただ、これも慣れないうちは、

「今に集中しよう」
「雑念を消そう」

こんな風に、逆に頑張ってしまう人も少なくありません。

他にも瞑想やマインドフルネスが続かない理由を書いた記事があるので、こちらもぜひご一読ください。

茶瞑想とは?

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想(ティーメディテーション/Tea Meditation)は、茶を淹れ、味わう一連の所作を通じて五感を使い、思考を鎮めながら心と身体を整える瞑想法です。

特徴は“頑張って集中しなくてもよい”という点にあります。

お茶やお茶を飲むという所作の中には

・香り
・温度
・湯気
・味
・音
・器の触感

などなど、自然と自身の感覚へ意識を向けやすい要素が多く含まれています。

そのため、無理に「無」になろうとしなくても、思考が少しずつ静まっていくのです。

茶瞑想についての詳細は記事はこちらが参考になるので、ぜひ一度ご一読ください。

一番の違いは五感から入るやりにある

瞑想やマインドフルネスは、基本的に“意識”から入ります。

「呼吸に集中する」
「今ここを感じる」

というように、自分で注意を向けていく必要があります。

一方で、茶瞑想は“感覚(五感)”から入ります。

香りを感じる。
温度を感じる。
お茶を口に含む。
湯気を見る。

つまり、身体感覚を通して自然に頭の緊張を緩めていくのです。

この違いはとても大きく、情報が多く思考過多な人で溢れる現代人は、茶瞑想のほうが入りやすいケースも少なくありません。

現代人は「頭」に偏りすぎている

現代人は一日中“頭”を使っています。

・情報を見る
・考える
・比較する
・判断する
・不安を想像する

こうした状態が続くことで、脳は常に緊張し続けています。

だからこそ、必要なのは「思考を使ったり、さらに考えること」ではなく、”意識を身体に戻すこと”なのです。

茶瞑想では、五感や所作を使うことで、意識が頭から身体へ降りていきます。

すると、自然と呼吸が深くなり、緊張が緩み、思考との距離が取れるようになっていきます。

茶瞑想は「整える習慣」

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想は、高い集中力も長時間の座禅も必要ありません。

むしろ大切なのは、“日常の中に静かな時間を取り戻すこと”です。

忙しい日々の中で、私たちはつい役割や責任、世間の評価の中で生き続けてしまいます。

でも、本来の自分の感覚は、静かな時間の中でしか見えてこないこともあります。

茶を淹れる。
香りを感じる。
湯気を見る。
ゆっくり味わう。

その時間は、単なる飲茶ではなく、

“自分に戻る時間”なのかもしれません。

まとめ

瞑想は呼吸や意識を使って整える方法。

マインドフルネスは今この瞬間に気づく方法。

そして茶瞑想は、五感と所作を通して、自然に整えていく方法です。

どれが正しい・間違っているではありません。

ただ、もしあなたが、

「考えすぎてしまう」
「瞑想が続かなかった」
「頭がずっと休まらない」

そんな感覚を持っているなら、五感を使って感覚から整える茶瞑想を試してみてはどうでしょうか。

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