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茶瞑想と瞑想・マインドフルネスの違いをわかりやすく解説

茶瞑想と瞑想・マインドフルネスの違いとは?

茶瞑想研究家
国際薬膳茶師の依田恭平です。

ストレス社会と言われる現代では、“脳と心を整える方法”への関心は年々高まっています。

その中でも、代表的な方法が瞑想やマインドフルネスではないでしょうか。

実際に私も瞑想やマインドフルネスは日常に取り入れており、行った時はとてもスッキリします。

「食事・運動・睡眠だけでは整わない頭の疲れにも良いな」という感想です。

一方で私の受講生からは

「やってみたけど続かなかった」
「無になるのが難しかった」
「やれば整うのは分かるけど、忙しい時ほどできない」

こんな声も少なくありません。

そんな中で、近年少しずつ注目されているのが“茶瞑想”です。

茶瞑想とはお茶を淹れ、味わう一連の所作を通して、五感を使いながら心と身体を整える瞑想法です。

では一般的な瞑想やマインドフルネスと、何が違うのでしょうか。

今回は、その違いをわかりやすく解説していきます。

そもそも「瞑想」とは?

瞑想とは静かな環境で座り、呼吸や意識に集中することで、思考や感情を整えていく方法です。

古くは仏教やヨガなど、宗教・修行の中で発展してきました。

現代ではストレス軽減や集中力向上などの目的でも広く活用されています。

特徴としては、

・静かに座る
・呼吸に集中する
・雑念を観察する
・思考と距離を取る

といったものがあります。

実際に、経営者やアスリートの中には、「心を整えること」がパフォーマンスに直結すると考える人も多くいます。

例えば、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の創業者であるRay Dalio(レイダリオ)は長年瞑想を実践しており、「瞑想がなければ、今の成功はなかった」とも語っています。

ただ、瞑想は“内側に意識を向ける力”が必要なため、慣れていない人ほど、

「考えごとが止まらない」
「これで合っているのかわからない」

となりやすい側面もあります。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは、「今この瞬間に意識を向けること」です。

過去への後悔や、未来への不安ではなく、“今起きている感覚”に気づくことを大切にします。

例えば、やり方として…

・呼吸
・歩く感覚
・食べる感覚
・音
・身体感覚

などに注意を向けていきます。

やり方や方法も多くあり、“日常生活の中で実践しやすい”という特徴があります。

近年では、企業研修にも広く導入されています。

たとえば、NikeやSalesforceなどでは、社員向けに瞑想ルームやマインドフルネスプログラムを設けています。

どうして世界的な企業さえもマインドフルネスを導入しているのかというと、その背景にあるのは、現代人の“脳疲労”です。

情報過多の時代では、常に頭が働き続け、脳が休まらない状態になりやすい。

だからこそ、「意識的に静かな時間をつくること」が重要視されているのです。

ただ、これも慣れないうちは、

「今に集中しよう」
「雑念を消そう」

こんな風に、逆に頑張ってしまう人も少なくありません。

他にも瞑想やマインドフルネスが続かない理由を書いた記事があるので、こちらもぜひご一読ください。

茶瞑想とは?

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想(ティーメディテーション/Tea Meditation)は、茶を淹れ、味わう一連の所作を通じて五感を使い、思考を鎮めながら心と身体を整える瞑想法です。

特徴は“頑張って集中しなくてもよい”という点にあります。

茶を飲むという所作の中には

・香り
・温度
・湯気
・味
・音
・器の触感

などなど、自然と自身の感覚へ意識を向けやすい要素が多く含まれています。

そのため、無理に「無」になろうとしなくても、思考が少しずつ静まっていくのです。

茶瞑想についての詳細は記事はこちらが参考になるので、ぜひ一度ご一読ください。

一番の違いは五感から入るやり方にある

瞑想やマインドフルネスは、基本的に“意識”から入ります。

「呼吸に集中する」
「今ここを感じる」

というように、自分で注意を向けていく必要があります。

一方で、茶瞑想は“感覚(五感)”から入ります。

香りを感じる。
温度を感じる。
お茶を口に含む。
湯気を見る。

つまり、身体感覚を通して自然に頭の緊張を緩めていくのです。

この違いはとても大きく、情報が多く思考過多な人で溢れる現代人は、茶瞑想のほうが入りやすいケースも少なくありません。

現代人は「思考」に偏りすぎている

現代人は一日中“思考”を使っています。

・情報を見る
・考える
・比較する
・判断する
・不安を想像する

こうした状態が続くことで、脳は常に緊張し続けています。

だからこそ、必要なのは「思考を使ったり、さらに考えること」ではなく、”意識を身体に戻すこと”なのです。

茶瞑想では、五感や所作を使うことで、意識が頭から身体へ降りていきます。

すると、自然と呼吸が深くなり、緊張が緩み、思考との距離が取れるようになっていきます。

茶瞑想は「整える習慣」

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想は、高い集中力も長時間の座禅も必要ありません。

むしろ大切なのは、“日常の中に静かな時間を取り戻すこと”です。

忙しい日々の中で、私たちはつい役割や責任、世間の評価の中で生き続けてしまいます。

でも、本来の自分の感覚は、静かな時間の中でしか見えてこないこともあります。

茶を淹れる。
香りを感じる。
湯気を見る。
ゆっくり味わう。

その時間は、単なる飲茶ではなく、

“自分に戻る時間”なのかもしれません。

まとめ

瞑想は呼吸や意識を使って整える方法。

マインドフルネスは今この瞬間に気づく方法。

そして茶瞑想は、五感と所作を通して、自然に整えていく方法です。

どれが正しい・間違っているではありません。

ただ、もしあなたが、

「考えすぎてしまう」
「瞑想が続かなかった」
「頭がずっと休まらない」

そんな感覚を持っているなら、五感を使って感覚から整える茶瞑想を試してみてはどうでしょうか。

茶瞑想って本当に効果あるの?科学的に解説【五感と脳の仕組み】

茶瞑想に効果はあるのか?五感と脳科学から見る整う仕組み

茶瞑想研究家
国際薬膳茶師の依田恭平です。

「茶瞑想って、なんとなく良さそうだけど…」
「実際のところ、本当に効果はあるの?」

こんな疑問や質問を多くいただきます。

特に「五感を使う」という言葉は、どこか抽象的で科学的な根拠が曖昧に感じられることもあります。

そこでこの記事では、茶瞑想の効果を五感と脳の働きという観点から整理していきます。

茶瞑想は“雰囲気”ではなく、感覚と神経の仕組みに沿った整え方です。

そもそも茶瞑想ってなに?

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想(ティーメディテーション/Tea Meditation)は、茶を淹れ、味わう一連の所作を通じて五感を使い、思考を鎮めながら心と身体を整える瞑想法です。

※茶瞑想の詳細はこちらで解説しています

茶瞑想とは|思考を整える新しい習慣

 

茶瞑想の必要性|現代人が抱える脳の過剰活動

茶瞑想は単なるリラックス法ではなく、五感に自然と働きかける設計の瞑想法です。

私たちは普段、考えることによって物事を処理しています。

ですが、この「考える」という行為は、同時に脳に負担をかけ続ける行為でもあります。

しかも、仕事や勉強など意識的に脳を使っているときだけでなく、ぼーっとしているときでさえも、私たちの脳は絶えず働いているのです。

この“何もしていないように感じる時間”に活動しているのが、デフォルトモードネットワーク(DMN)と呼ばれる脳のネットワークです。

このネットワークは、

  • 過去の出来事を振り返る(意味づけ)
  • 未来の予定や不安(リスク)を考える
  • 自分について考える(内省)
  • 他人との関係性を想像する

といった働きを担っています。

つまり、何もしていないように感じていても、頭の中では思考が巡り続けている状態です。

もちろん、これらは人間にとって必要な働きです。

ですが、この状態が続きすぎると、頭の中は常に忙しくなり、気づかないうちに疲れが溜まっていきます。

特に現代人は、仕事や家事、育児など、さまざまな役割を同時に抱えながら日々を過ごしています。

やることに終わりが見えず、思考は常に先へ、未来へと向かい続ける。

その結果、脳は休まる時間を失い、いわゆる“脳疲労”の状態になりやすくなります。

こうした状態が続くと、

  • 慢性的な疲労感
  • 寝ても回復しない
  • 集中力の低下
  • 不安や思考のループ
  • イライラしやすくなる

といった不調につながるケースも少なくありません。

だからこそ、意識的に“思考から離れる時間”を持つことが重要になります。

五感は“思考”ではなく“身体”に働きかける

では、どうすれば思考から離れることができるのでしょうか。

ここで重要になるのが五感です。

香りや温度、味といった感覚は、思考とは少し違う経路で処理されます。

考える前に、身体が受け取る。

これが大きなポイントです。

五感に意識を向けることで、思考中心の状態から、身体感覚へと自然に移ることができます。

言い換えると、過剰に働いていた思考の回路から、少し距離が取れる状態になるのです。

この“距離が取れる”という状態になることで、物事をより客観的に見られるようになり、

感情や思考に飲み込まれにくくなります。

人の脳が疲弊する理由の一つに、“主観の中で考え続けてしまう”ということがあります。

私たちは何かを考えるとき、その出来事そのものではなく、

「どう思うか」

「どう感じるか」

「どうなるのではないか」

といった解釈を重ねながら思考を巡らせています。

つまり、事実そのものではなく、自分の内側で作られた世界の中で考え続けている状態です。

この状態が続くと、同じ思考を繰り返したり、不安が膨らんだりと、思考のループが起きやすくなります。

一方で、事実と自分を少し切り離し、物事を客観的に見られるようになると、

思考との距離が生まれ、必要以上にエネルギーを使わなくなります。

茶瞑想はこの切り替えを無理に行うのではなく、五感を通して自然に起こすことができる方法です。

五感はどのように脳に働くのか|感覚ごとに見る整う仕組み

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ここまで、五感が思考ではなく身体に働きかけることを書きました。

次は実際に、それぞれの五感がどのように脳や身体に作用しているのかを見ていきます。

茶瞑想では、香り・温度・味・視覚・聴覚、そして所作といった複数の感覚を同時に使います。

◯嗅覚|香りは感情と記憶に直接届く

五感の中でも、嗅覚は少し特殊な感覚です。

香りの情報は、視床を経由せず、感情や記憶に関わる領域である大脳辺縁系(特に扁桃体・海馬)に直接伝わることが知られています。

このため、香りは“頭で考える前に”感情や身体反応を引き起こします。

実際に、香り刺激によって自律神経活動が変化し、リラックス状態に傾くことが示された研究もあります。

つまり、「いい香りだな」と感じる前に、すでに身体や感情に変化が起きているということです。

茶瞑想では、茶葉にお湯を注いだ瞬間に立ち上る香りや、湯呑みに顔を近づけたときの香りを感じる場面で、この働きが起きています。

参考元:Herz, R. S. (2004)

A naturalistic analysis of autobiographical memories triggered by olfactory visual and auditory stimuli

◯触覚・温度|身体は触れることで安心する

温かい器に触れる。
湯気のぬくもりを感じる。

こうした触覚や温度の刺激は、
副交感神経の働きを高め、身体をリラックス状態へと導きます。

触覚刺激は、オキシトシンの分泌やストレス軽減とも関連しているとされており、
“安心感”を生む重要な感覚です。

人は温かいものに触れると、自然と力が抜けやすくなります。

これは、身体が「安全な状態」と認識するためです。

茶瞑想では、湯呑みを手に持ったときの温かさや、手のひらに伝わる感触を感じる場面で、この働きが起きています。

参考元:Field, T. (2010)

Touch for socioemotional and physical well-being: A review

◯味覚|意識を外から内へ戻す

味わうという行為は、
意識を身体の内側へ向ける働きがあります。

このとき関わるのが「内受容感覚(インターセプション)」です。

内受容感覚は、心拍や呼吸、消化など、
身体内部の状態を感じ取る感覚であり、自己認識や情動と深く関係しています。

味、温度、舌触りといった感覚に注意を向けることで、
外界ではなく内側への意識が強まり、思考との距離が生まれます。

茶瞑想では、一口ずつお茶をゆっくり味わい、温度や風味、口の中に広がる感覚を感じ取る場面で、この働きが起きています。

参考元:Craig, A. D. (2002)

How do you feel? Interoception: the sense of the physiological condition of the body

参考元:Damasio, A. (2010)

Self Comes to Mind: Constructing the Conscious Brain

◯視覚|変化を観ることで思考の流れが止まる

立ち上る湯気の揺れ。
ゆっくりと広がる色の変化。

こうした“ゆらぎ”のある視覚刺激は、
注意を自然に引きつけ、過剰な思考の流れを一時的に遮断します。

視覚に意識を向けることは、
マインドフルネスの研究でも「注意の再定位」として扱われており、
思考のループを断ち切る働きがあるとされています。

茶瞑想では、お湯を注いだときの動きや、湯気のゆらぎ、茶の色の変化をただ観る場面で、この働きが起きています。

参考元:Posner, M. I., & Petersen, S. E. (1990)

The attention system of the human brain

◯聴覚|音は意識を“今ここ”に引き戻す

お湯を注ぐ音。
器に触れるわずかな音。

こうした音刺激は、
注意ネットワークを活性化し、現在の感覚へと意識を戻します。

特に、一定ではなく変化する音は、
脳の注意機構を適度に刺激し、思考の拡散を抑える働きがあります。

そのため、集中しようとしなくても、
自然と「今」に意識が戻る状態が生まれます。

茶瞑想では、湯を沸かす音、注ぐ音、湯呑みを置くときの音、静かな空間の中にある微細な音に意識を向ける場面で、この働きが起きています。

参考元:Snyder, J. S., & Large, E. W. (2005)

Gamma-band activity reflects the metric structure of rhythmic tone sequences

◯所作|決まった流れが脳の負担を減らす

もう一つ重要なのが、所作です。

茶瞑想では「お湯を沸かす、注ぐ、味わう」といった一連の流れに身を委ねることで、「考えなくても進む状態」が自然に生まれます。

この一連の動きは「手続き記憶(procedural memory)」によって処理されます。

手続き記憶に基づく行動は、前頭前野の負担を減らし、意思決定のエネルギー消費を抑えることが知られています。

つまり、「何をするか」を考え続ける必要がなくなることで、脳の疲労が軽減されるのです。

そして、ここでもう一つ大切なのが「動作の速さ」です。

ゆっくりとした動作によって注意が高まり、身体感覚への気づきが深まることは、マインドフルネスや身体意識に関する研究でも示されています。

逆に普段通りのスピードで動いてしまうと、無意識のまま流れてしまい、感覚に意識が乗りにくくなります。

ゆっくり動くということは、「今この動きに気づく」ための余白を作るということでもあります。

その結果、思考ではなく感覚に意識が向きやすくなり、より深く整う状態へと入りやすくなります。

参考元:Kabat-Zinn, J. (1990)

Full Catastrophe Living: Using the Wisdom of Your Body and Mind to Face Stress, Pain, and Illness

参考元:Posner, M. I., & Petersen, S. E. (1990)

The attention system of the human brain

参考元:Shusterman, R. (2008)

Body Consciousness: A Philosophy of Mindfulness and Somaesthetics

参考元:Graybiel, A. M. (2008)

Habits, rituals, and the evaluative brain

結論|茶瞑想は五感を通じて、思考から身体へ戻る方法

ここまで見てきたように、茶瞑想は

  • 嗅覚 → 感情・記憶
  • 触覚 → 自律神経
  • 味覚 → 内受容感覚
  • 視覚・聴覚 → 注意制御
  • 所作 → 前頭前野の負荷軽減

といった、複数の神経メカニズムに基づいて構成されています。

つまり、茶瞑想は「なんとなく整う」のではなく、神経の働きと脳科学として、整いやすい状態を作っているということです。

それぞれが、思考ではなく身体の感覚へと意識を戻す役割を持っていて、茶瞑想の効果は、「何か特別なことをしているから」ではなく、「本来の感覚を使っているから」起きていると言えます。

整えるとは、何かを新しく手に入れることではなく、本来の自分に戻ること。

茶瞑想は、そのためのシンプルな方法の一つです。

瞑想やマインドフルネスを習慣にできない理由

瞑想やマインドフルネスを習慣にできない理由

茶瞑想研究家
国際薬膳茶師の依田恭平です。

「瞑想がいいと聞いて、始めてみた」
「マインドフルネスが必要だと思って、取り入れてみた」

「でも、続かなかったんです…」

こんな声を受講生様より沢山いただきます。

本来、瞑想やマインドフルネスは、心や身体を整えるためのもので、私自身瞑想やマインドフルネスは日常に取り入れており、効果や変化は実感しています。

ですが、それと同時に「やれば整うのは分かってるんだけど、忙しい時ほどやる気が起きない…」ということを私も感じたことがあります。

今回の記事では、瞑想やマインドフルネスが続かない理由ついて書き、改善策について書いていきます。

なぜ、瞑想やマインドフルネスは続かないのか?

瞑想やマインドフルネスが続かない理由は、現代人は忙しいからです。

具体的にいうと、現代人は”役割”が多いのです。

仕事、家事、育児、人によっては介護もあるかもしれません。
多様化した現代では、こうやって一人何役もこなすことが当たり前で、1つのことが終わっても、またすぐ次の役割が待っていて、いつまで経っても「終わりが見えない」のです。

つまり、常に頭の中では未来にやるべきことを考えていて、思考はぐるぐる巡っています。

「やれば整う」と思っている瞑想やマインドフルネスは、「今ここに意識を戻す、無になる」という状態を目指すので、そもそも思考過多な状態でやることは難しいのです。

その他にも…

  • 静かで落ち着いた環境が必要
  • ガイドがいないと上手く瞑想状態に入れない
  • 上達するまでに一定の訓練も必要

こんな理由で続かない人も多いです。

思考を止めようとする。
集中しようとする。
雑念を消そうとする。

整えようとするほど、逆に雑念も湧いてくる。

だから、習慣化が簡単ではないのです。

上手にできているかわからない

ある受講生が、こんな話をしてくれました。

「スクールに通ったので家でも毎朝10分、瞑想をしようと決めたんです。でも、自分でやろうとしたら上手にできているかわからなくて…」

この感覚には、無理もありません。
スクールや習っていた時は、導いてくれるガイドの存在もありますし、瞑想状態に入りやすいBGMや静かな環境があったと思います。

でも、いつもの日常に戻った時に「あれ?これって丈夫にできてる?合ってる?」と不安になってしまうことも多いと思います。

現代の生活は、もともと余白が少ない。
その中で、時間を確保するのも大変な上に、「正しくやらなければいけない」という意識が加わると、それは義務に変わります。

本来は、自分に戻るための時間だったはずなのに、いつの間にか「できていない自分」を感じる時間になってしまうのです。

忙しい人でも茶瞑想なら続く理由

瞑想やマインドフルネスが続かなかった人に試して欲しい方法として、茶瞑想があります。

茶瞑想とは|思考を整える新しい習慣

茶瞑想研究家の依田恭平が体系化した茶瞑想(ティーメディテーション/Tea Meditation)は、茶を淹れ、味わう一連の所作を通じて五感を使い、思考を鎮めながら心と身体を整える瞑想法です。

瞑想やマインドフルネスのように「意識を向ける、無になる」のではなく五感を使うことで、思考ではなく意識を自然と体に向けることができます。

茶の香りを楽しみ
立ち上る湯気の揺れを目で追う

手で器の温度を感じ、一口、味わう。

茶瞑想はこうした所作の一つひとつが自然と五感を使う設計になっています。

つまり、感覚に意識が向くので、思考は自然と静まっていきます。

止めるのではなく、離れていく。
従来の瞑想やマインドフルネスと違いはここにあります。

「茶瞑想なら続く理由はわかったけど、本当に効果あるの?」

こんな風に感じている方も多いと思います。

茶瞑想が整う理由を、五感と脳の働きから整理している記事もあるので、気になる方はこちらをご覧ください。

茶瞑想って本当に効果あるの?科学的に解説【五感と脳の仕組み】

茶瞑想ならできたお客様の体験談

瞑想やマインドフルネスが続かなかった先ほどの受講生に、茶瞑想を実践してもらったところ。

「これならできました。お茶はもともと飲んでいたので、その時間を少し丁寧にするだけでいい。気づいたら続いていました。お茶という意識を集中させる対象があるのもやりやすいですね。」

こんな感想をいただいています。

習慣とは、「頑張って続けるもの」ではなく、いつもの生活を崩さずに「自然に続いてしまうもの」が一番良いのです。

お茶を飲む時間は、すでに日常の中にあるので、その時間を少しだけ丁寧にする。

それだけで成立するのが茶瞑想の大きな魅力です。

時間を確保する必要もなく、正しくやる必要もない。

ただ、感じるだけでいいのです。

整えるとは、本来の自分に戻ること

私たちは日々役割を果たし、誰かの期待に応え、社会の中で生きています。

例えるのなら、これは外側に対応して生きているということで、とても素晴らしいことで、大切なことです。

けれど、この状態が続きすぎると、自分の胸に秘めている願望や本音といった自分の感覚から少しずつ遠ざかっていきます。

この状態が続くと、ストレスや不眠、慢性的な疲労感、気分障害など体調面にも影響が出てきます。

だからこそ、整えるという行為を日常に設けることが大切です。

整えるとは、本来の自分の状態に戻ること。

今の時代に必要なことは、何かを足すことではなく、余計なものを外していくことではないでしょうか。

茶瞑想はその入口として存在します。
特別な場所に行くから整うのではなく、日常の中にそれはあるのです。

一杯のお茶。
その時間に、少しだけ意識を向ける。

それだけで、私たちは思っている以上に静けさに触れることができます。

瞑想やマインドフルネスが続かなかった人ほど、無理のない形で整える方法が必要なのかもしれません。

そのひとつとして、茶瞑想という選択があります。

無理に整えようとせず、ただ、感じることから始めてみる。

そこに、もうすでに整う入口はあります。

瞑想とハーブティーは相性が良い?瞑想の時のおすすめハーブティーを紹介

ストレス解消方法はさまざまな方法がありますが、その手段のなかで注目を集めているのが瞑想です。

瞑想をマスターすればストレス解消・リラックス効果など、多大な効果が期待できるといわれています。

そして、瞑想の効果を促進させるのが、ハーブティーです。なぜハーブティーは瞑想と関わりがあるのでしょうか。

国際薬膳茶師である依田恭平が、瞑想の仕組み、ハーブティーを摂取した際の効果などについて、詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

瞑想で得られるメリット・瞑想のやり方は?

瞑想と聞いて、非科学的・スピリチュアルなイメージを抱く方も少なくないでしょう。

しかし瞑想とは科学的根拠に基づいたリラックス方法なので、安心して実践できます。次より瞑想のメリット・やり方を紹介しましょう。

瞑想のメリット

瞑想を実践することによって期待できる効果は以下の通りです。

  • ストレス・不安の解消
  • 不眠症の改善、睡眠の質の向上
  • リラックス効果、それによる集中力の向上
  • うつ病・自律神経失調症の改善

瞑想によって期待できる効果は、自律神経の働きの正常化・ホルモン分泌の促進です。それにより緊張感を軽減させて、夜になれば深い眠りにつくことができます。

不安な感情という心にかかる負荷・ちょっとしたことで生じる心身への緊張が軽減されると、二次作用として効果が期待できるのが、禁煙効果です。

喫煙はリラックス効果があるため、緊張緩和・ストレス解消という目的で1日に何本もタバコを吸うヘビースモーカー・チェーンスモーカーは少なくありません。

しかし瞑想をすればタバコに依存する必要がなくなるため、禁煙が達成されやすくなります。

また、瞑想により心が平穏になると、ちょっとしたことで動揺していた心が安定して感情のコントロールも実践できます。

何かトラブルがあっても冷静に対処しやすくなるのが、瞑想の利点です。

瞑想の手順

瞑想は特別な器具・ルームを用意する必要はなく、自宅で気軽にできます。瞑想の手順は以下の通りです。

  1. なるべく騒音が聞こえない自宅の部屋を選ぶ
  2. 座って背筋を伸ばす。体に力を入れずにあくまで自然体で。
  3. 目を閉じてゆっくりと鼻から息を吸い込み、その倍の時間をかけてゆっくりと口から息を吐く

3.の息を吸う・吐くという行為をゆっくりを繰り返すのが、瞑想の主な動作です。この動作を朝・夜の2回にかけて行います。

慣れていない初期の段階では1回5分〜10分でも長く感じるため、1分程度でも問題ありません。

そして瞑想初心者にありがちなのが「やっている最中に余計なことが浮かんで集中できない」という点です。

この場合、無理に雑念を消そうとせずに、心のままに委ねて流れに身を任せるようにしましょう。

瞑想の呼吸を数日間繰り返していけば、いつの間にか自然と雑念が消えて呼吸だけを行えるようになります。

慣れてきたら、10〜15分ほど時間を伸ばしましょう。慣れれば時間が長くなっても無理なく自然に瞑想の呼吸のみを続けられます。

瞑想に適したハーブティーは?

瞑想のリラックス効果の促進を期待できるのが、ハーブティーの摂取です。次より、瞑想をする際におすすめのハーブティーを紹介します。

ヨギティー

完全オーガニック素材のみを使用しているお茶がヨギティーです。アメリカの農務省であるオーガニックプログラム(NOP)で生産し、厳重な審査を通過したものだけが販売されています。

生産時は遺伝子組み換えや農薬を一切使用せず、着色料や人工香料なども使っていません。アレルギー体質の方でも安心して摂取できます。

また梱包素材・ティーバック素材に、再生素材・植物由来のインクなどを使っているのも、ヨギティーの特徴です。健康面だけでなく環境保護にも強い意識を持って販売されています。

ヨギティーの摂取で期待できる効果は以下の通りです。

  • 不眠症の改善
  • 冷え性防止
  • 喉のイガイガ解消
  • 美肌効果
  • 免疫力の向上

ヨギティーの種類によって風味・期待できる効果に違いがあるため、瞑想に適したヨギティーを選ぶことが大事です。

カモミール

キク科の薬用植物であるカモミールを使用したハーブティーは、瞑想に適しているといわれているヨーロッパ原産の素材です。ハーブティーだけでなくアロマテラピーなどのリラクゼーションにも使用されています。

カモミールのハーブティーを飲むことによって期待できる効果は、以下の通りです。

・鎮静作用・安眠
高い鎮静作用が期待でき、ストレスによる心身の緊張を緩和して深い眠りにつけます。

・筋肉の緊張の軽減
精神的な緊張だけでなく身体的な緊張も緩和してくれるのが、カモミールティーの特徴です。血流を改善して首や肩の凝りをほぐしてくれます。

・抗菌作用・皮膚代謝の促進
肌のケア・乾燥肌防止の働きもします。

・冷え性
カモミールは冷え性防止・改善の効果もあるといわれています。冷え症の原因の一つは、自律神経の乱れです。それにより健康不良・基礎代謝の低下なども招きます。

カモミールティーを摂取すれば、リラックス効果などで自律神経が正常になり冷え性も改善されます。

・胃腸の調子を改善
カモミールティーは胃の粘膜を正常するに働きも期待できるのが特徴です。また胃の調子が悪くなる原因であるストレスを解消してくれて、胃にかかる負担を軽減してくれます。

レモンバーベナ

文字通りレモンの心地よい爽やかな香りが漂うレモンバーベナは、香りを楽しむ嗜好品として人気を集めていますが、瞑想の際にも効果を発揮する素材です。

レモンバーベナには、以下のような効果が期待できます。

  • 鎮静作用(心にかかった負荷・不安を取り除く作用)
  • 不眠解消、質の高い睡眠の実現
  • 抗酸化物質の働きによる老化防止

精神面・美容効果が期待できるため、瞑想時に摂取することによって瞑想の効果の促進が期待できます。

ただし、大量摂取をすると逆効果となるため、適量の摂取を心がけないといけません。

薬膳茶も瞑想にはおすすめ

瞑想の効果をサポートするのはハーブティーだけではなく、薬膳茶もおすすめです。ハーブティーと薬剤茶は以下のような違いがあります。

  • ハーブティー:一つだけの素材を使用したお茶
  • 薬膳茶:複数の素材を組み合わせて作成、素材の種類も豊富

薬膳茶も摂取することによって、リラックス、不眠や緊張の解消、自律神経の正常化などの効果が期待できるため、瞑想との相性が良いです。

瞑想においてハーブティー・薬膳茶を摂取する際の注意点は、効能だけに注目しないことです。

自分の好みでない風味のハーブティー・薬膳茶を摂取すると、その味わいが気になってしまい、瞑想に集中できないケースもあります。

確かにハーブティーや薬膳茶は摂取することによって、心身ともに良好な状態に持っていける成分が含まれているため、心身ともにプラスになるでしょう。

しかし瞑想はあくまでも瞑想がメインであるため、ハーブティー・薬膳茶はサポートに徹する選択が好ましいです。

自分好みの心地よい香り・風味が味わえるものでも十分にプラスになるため、あくまでも瞑想をメインにとらえる考えを持つことが重要です。

瞑想と薬膳茶の関係性については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

瞑想と薬膳茶:心を整える時間

おわりに

瞑想は特別な機器を準備する必要もなく、自宅で気軽に実践できるリラックス・ストレス解消手段です。

通常のやり方であっても効果が期待できますが、ハーブティーを摂取すればさらに効果促進が期待できます。不眠・心身の疲れが目立つ方は、ぜひ瞑想をお試しください。

 

国際薬膳茶師 依田恭平は、一人ひとりに合った薬膳茶をご提供しています。

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瞑想と薬膳茶:心を整える時間

忙しい日々、ストレスが溜まっていませんか?

毎日を穏やかな気持ちで過ごすため、瞑想の時間を取り入れてはいかがでしょうか。

ただ瞑想するだけではなく、薬膳茶も飲むとさらにリラックス効果が期待できます

国際薬膳茶師 依田恭平が、瞑想におすすめの薬膳茶や、瞑想による心身への影響を紹介するので、ぜひ今日から試してみてください。

瞑想におすすめの薬膳茶

薬膳茶の素材はさまざまなので、素材によっては瞑想の効果を最大限に高めることもできます。

瞑想におすすめの素材は以下の通りです。

  • ジャスミン茶(小さじ1杯):やさしい香りでリラックス。また、気の巡りや消化機能も改善
  • びわの葉茶(小さじ2~3杯):肺をうるおす。乾燥による咳の緩和が期待できる
  • クコの実(小さじ1杯):肺と目をうるおす。アンチエンジングにも効果を発揮

これらの素材で、瞑想向けの薬膳茶をつくっていきましょう。

■手順

1 ティーポットに上記3つの素材を入れる

2 茶葉が開いてきたらティーカップに注ぎ、完成

出来上がった薬膳茶は、香りがよく、口に含んだ瞬間に心がほどけていくのを感じられるでしょう。

瞑想の効果

瞑想は、自分と対話する貴重な時間です。

毎日「やること」に追われる日々だと、脳が疲れてしまいます。

そこで、なにも考えない「無」の時間をあえて設けることで、脳をリセット。

薬膳茶のパワーもプラスすることで、穏やかな心でポジティブに過ごせるでしょう。

瞑想による効果は、主に以下の5つです。

ストレス緩和

私たちの生活にはストレスがつきものです。

瞑想して自分を「無」の状態にすると、抱えていた不安も少しずつ遠ざかっていくでしょう。

一日の始まりや一日の終わりに、ぜひ瞑想の時間をつくりたいですね。

以下の記事では、ストレス解消に役立つ薬膳茶も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

免疫力アップ

「病は気から」といいますが、実際にその通りで、ストレスにより体調を崩すことは珍しくありません。

先にお話ししたように瞑想にはストレス緩和の効果があるので、それに伴って免疫力アップも期待できるでしょう。

ある研究では、瞑想により白血球の増加が確認されたそうです。白血球は病原体と戦う役割があるので、やはり瞑想は健康につながると考えて良いでしょう。

痛みの緩和

慢性的な痛みに悩まされていませんか?

痛みは脳の島皮質という部位が関係しますが、瞑想すると島皮質の働きが抑制されることが研究で証明されています。

持病がある方や手術後の方などは、瞑想前の日々との違いに驚くかもしれません。

記憶力アップ

瞑想は、脳の海馬の働きを活性化します。

海馬は記憶や学習能力をつかさどる部位なので、学業や仕事で良いパフォーマンスが発揮できるでしょう。

感情のコントロール能力アップ

瞑想を習慣にすると、感情のコントロールが上手になってきます。

ストレスを受けるような場面でも怒ったり悲観したりしにくくなるので、ストレス→心身の不調 という負のスパイラルを根源的に絶てるでしょう。

常に穏やかな心でいられると、毎日がもっと生きやすくなりそうですね。

以下の記事ではメンタルヘルスを整える薬膳茶も紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

おわりに

瞑想には良い効果がたくさんあります。

その効果を最大にするために、ぜひ薬膳茶を活用してください。

国際薬膳茶師 依田恭平は、一人ひとりに合った薬膳茶をご紹介しています。

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